電動自転車の購入を検討する時に必ず検討されるメーカーとしてパナソニックがあります。
今回はパナソニックの電動自転車について詳しく解説します。
なお、電動自転車全体については「安くておすすめの電動自転車やパナソニック、ヤマハ、ブリヂストンの特徴を紹介」に詳しい解説をしています。
パナソニックの電動自転車の特徴
パナソニックの電動自転車は一般の方向けのギュットシリーズ、ビビシリーズ、ティモシリーズなどの電動自転車とXEALT(ゼオルト)シリーズのeバイクがあります。
今回はギュットシリーズ、ビビシリーズ、ティモシリーズなどの一般的な電動自転車を中心に解説します。
大型バッテリーがパナソニックの電動自転車の魅力
パナソニックの電動自転車の特徴として最も特徴的なのは大型のバッテリーと一度の充電で走行できる走行距離目安です。
バッテリーはヤマハ、ブリヂストンなどと比較しても大きく、最も大きいバッテリーは16Ahもあります。
ラクイックという電子鍵がパナソニックの電動自転車の魅力
パナソニックの電動自転車の多くにラクイックという電子キーついています。
一般的な自転車のような物理的な鍵な開閉は必要なく、電子キーのため、鍵に触れることなく、電動自転車の電源を入れることで自動で鍵が開く機能があります。
鍵を開けるときにカバンやポケットに入っている鍵を探す必要がなく、非常に便利な機能です。
コンビ社と共同開発したチャイルドシートがパナソニックの電動自転車の魅力
パナソニックの電動自転車の魅力の一つにチャイルドシートがあります。
パナソニックの電動自転車のチャイルドシートはベビー用品で有名なコンビ社との共同開発です。
クルームシート、リールベルト付プレミアムリアチャイルドシート、通常のチャイルドシート、リールベルト付チャイルドシートがあります。
特にクルームリアシートは、サンシェード付きで夏の暑さからお子さんを守る仕組みがあるなど工夫がされています。
ギュットクルームEX、ギュットクルームDXが対象電動自転車のため、検討しるのをおすすめします。
パナソニックの電動自転車はどこで買えばいい
パナソニックの電動自転車はさまざまな場所で売っています。
自転車店だけではなく、家電量販店、インターネット通販などさまざまです。
購入する店舗により特徴は異なるため、購入店舗を選ぶときに検討材料にしてください。
サイクルベースあさひやイオンバイクなどの大型自転車販売店でパナソニックの電動自転車を購入する
「電動自転車を購入するなら自転車屋」と最初だれでも思い浮かぶと思います。
大手自転車販売店としては、サイクルベースあさひやイオンバイクなどがあります。
サイクルベースあさひやイオンバイクでは実際にパナソニックの電動自転車を手に触れて購入検討ができるメリットがあります。
また、店舗のため、その場で不備があれば整備をしてくるだけではなく、企業ごと独自の保証サービスなどさまざまな工夫がされています。
サイクルベースあさひについては「サイクルベースあさひでの電動自転車の選び方 エナシスやアウトレット、分割払いの対応など」により詳しい情報を掲載しています。
インターネット通販でパナソニックの電動自転車を購入する
インターネット通販でパナソニックの電動自転車を購入される方も多いと思います。
インターネット通販の場合、同じ型番商品なだけに価格勝負になりやすく、低価格で購入も可能です。
最大のメリットは価格ですが、一方で注文が入ってからメーカーなどに電動自転車の発注をかける店舗が多いため、納期まで時間かかるというデメリットもあります。
しかしながら、電動自転車の納期を急がなければ価格の安さという意味では非常に魅力的だと思います。
家電量販店やドン・キホーテでパナソニックの電動自転車を購入する
ヨドバシカメラ、ビックカメラ、コジマ、ヤマダ電機、ジョーシン、ケーズデンキ、エディオンなど家電量販店はさまざまあります。
家電量販店も多くの店舗でパナソニックの電動自転車を取り扱っています。
現在では多くの店舗で自転車技士を常駐させていることが多いです。
また、家電量販店によっては、試乗コースを設けているなど家電量販店ならではの企業努力がうかがえます。
パナソニック以外の電動自転車との比較
パナソニックの電動自転車の購入を検討する場合、パナソニック以外にヤマハやブリヂストンの電動自転車の購入を検討する方が多いと思います。
ヤマハやブリヂストンの電動自転車との主なメーカーとしての違いは以下の通りです。
ヤマハとパナソニックの電動自転車の比較
ヤマハとパナソニックの電動自転車の違いは力を入れている点がモーターかバッテリーかという点です。
ヤマハの電動自転車はモーターに力を入れており、反応の速さや自動でアシストの力を変更するといった機能が搭載されています。
メーカーとしての立ち位置が明確に異なっており、電動自転車に限らずパナソニックはリチウムイオン電池、ヤマハはモーターに強いというイメージを持たれている方は多いかもしれません。
それぞれ電動自転車にかぎらないメーカーとしての強みが電動自転車にも活かされているといえます。
ヤマハの電動自転車については「ヤマハの電動自転車を詳しく解説 車種の違いやパナソニック、ブリヂストンとの比較も」により詳しい解説をしています。
ブリヂストンとパナソニックの電動自転車の比較
ブリヂストンの電動自転車とパナソニックの電動自転車を比較するとブリヂストンの電動自転車は独自の機能があります。
具体的には、両輪駆動やモーターブレーキ、また、走りながら自動充電という機能があります。
走りながら自動充電はブレーキをかけるなどすると走りながらバッテリーに充電がされるという機能です。
そのため、実質的な一度の充電で走行できる距離が非常に長くなります。
ブリヂストンのエコモードで最も長いママチャリタイプの電動自転車で200kmも走ります。
これは、パナソニックの16Ahのママチャリ型電動自転車のロングモードの107kmと比較するといかに優れているかわかると思います。
ブリヂストンの電動自転車については「ブリヂストンの電動自転車を詳しく解説 比較や独自機能、バッテリーの寿命等ついて」により詳しい解説をしています。
パナソニックの電動自転車のバッテリーについて
パナソニックの電動自転車の魅力は大容量のバッテリーにあります。
バッテリーに関しては、使い込むと劣化がされ機能が落ちます。
以下では、バッテリーの診断方法や中古でパナソニックの電動自転車を購入した場合のバッテリー面からみた注意点などです。
バッテリーの充電回数の診断、寿命について
パナソニックのバッテリーの劣化具合は表面上ではわかりません。
しかしながら、バッテリーボタンを長押しすることで過去の充電回数を確認することができます。
バッテリー本体についているボタンを20秒間長押しすることで過去のバッテリーの充電回数を確認できます。
具体的な表示方法としては以下の通りです。
ランプの点灯点滅 | 充電回数 |
1つが点滅 | ~50回 |
1つが点灯 | 51~100回 |
2つが点滅 | 101~150回 |
2つが点灯 | 151~200回 |
3つが点滅 | 201~250回 |
3つが点灯 | 251~300回 |
4つが点滅 | 301~350回 |
4つが点灯 | 351回以上 |
中古でパナソニックの電動自転車を購入する時はバッテリーに注意
パナソニックに限らず中古の電動自転車を購入する時の注意点としてバッテリーの劣化具合を確認することが大切です。
電動自転車の価格の大きな割合がバッテリー自体にあります。
そのため、パナソニックの中古の安い電動自転車を見つけたといってもバッテリーが劣化して実質的に利用できないということもあります。
中古でパナソニックの電動自転車を購入する場合、事前に上記方法でバッテリーの劣化具合を確認し、充電具合が多いようであれば避けるのが無難です。
中古の電動自転車の選び方については「中古の電動自転車の選び方 相場や安い電動自転車の注意点」により詳しい解説をしています。
パナソニックの電動自転車一覧
子乗せ付き電動自転車
パナソニックの子供乗せ付き電動自転車は、ギュットクルームとギュットアニーズの2シリーズがあります。
主な違いは、チャイルドシートとフレーム形状です。
ギュットクルームのほうがグレードが高く、ギュットクルームシリーズの中にも子供乗せが前後の違い、ラクイックの有無の違いで合計4車種あります。
パナソニックの子供乗せ電動自転車は条件にあった車種を探しやすいと思います。
ギュットクルームEX
パナソニックのギュットクルームEXは前チャイルドシートのグレードの高い電動自転車です。
前にチャイルドシートがついているため、お子さんが2人いる場合、後ろにも追加でチャイルドシートの設置が可能です。
また、電子キーのラクイックがついているため、仮にお子さんが2人いて、わちゃわちゃした状態でも電子キーで電動自転車の電源を入れるだけで簡単に鍵をあけることができるメリットは大きいです。
自転車を利用してお子さんをつれた移動は大変なため、ギュットクルームを選択する場合、グレードの高いEXはおすすめです。
ギュットクルームEXについては「パナソニック ギュットクルームEX キーレス搭載の最高級チャイルドシート付き電動自転車」に詳しい情報を掲載しています。
ラクイックあり | ラクイックなし | |
後ろチャイルドシート | ギュットクルームREX | ギュットクルームEX |
前チャイルドシート | ギュットクルームRDX | ギュットクルームDX |
ギュットクルームDX
パナソニックのギュットクルームDXはギュットクルームEXと同じく前チャイルドシートの電動自転車です。
主な違いは電子キーのラクイックの有無のみです。
バッテリーやモーターなどは同じ内容のため、ラクイックが必要か否かでギュットクルームDXかギュットクルームEXを選ぶとよいでしょう。
なお、ギュットクルームシリーズのチャイルドシートは全てベビー用品のコンビ社と共同開発したチャイルドシートを利用しています。
エッグショックやサンシェードといった独自の機能がメリットです。
ギュットクルームREX
パナソニックのギュットクルームREXは後ろチャイルドシート、鍵の開閉が簡単な電子キーラクイック付きの電動自転車です。
具体的には、ラクイックは電子キーで鍵をカバンやポケットに入れたまま、電動自転車の電源を入れるだけで鍵を開錠してくれる機能です。
鍵をどこにしまったのかなどの探すわずらわしさから解放されるのは非常に便利です。
ラクイックが必要ない場合、下記のギュットクルームRDXが対象車種になります。
また、ギュットクルームREXの「R」はリア(後ろ)の意味で、チャイルドシートが後ろについている車種です。
お子さんが2人いる場合、前チャイルドシートのギュットクルームEXがおすすめですが、お子さんが1人の場合、前かごが利用できるというメリットがあるため、ギュットクルームREXがおすすめです。
ギュットクルームREXについては「パナソニック ギュットクルームREXの特徴と評判 DXとの違いや人気色、チャイルドシートは何歳から乗れるなど」に詳しい解説をしています。
ギュットクルームRDX
パナソニックのギュットクルームRDXは後ろチャイルドシートの電動自転車です。
ギュットクルームREXとギュットクルームRDXの違いは電子キーのラクイックの有無のみです。
また、ギュットクルームDXとギュットクルームRDXの違いはチャイルドシートが前か後ろかという違いになります。
電子キーのラクイックが必要なく、お子さんが1人であればギュットクルームDXがおすすめです。
パナソニックのギュットクルームRDXについては「パナソニック ギュットクルームRDXについて EXやDXとの違い、電動自転車ごとの価格差比較など」に詳しい解説をしています。
ギュットアニーズDX
パナソニックのギュットアニーズDXは後ろにチャイルドシートが設置されているタイプの電動自転車です。
ギュットアニーズは以前からある歴史ある子供乗せ付き電動自転車でパナソニック独自のプレミアムリヤチャイルドシートが特徴です。
5点止めベルトと肩パットなどでお子さんをしっかり固定できるのがメリットです。
また、ギュットアニーズとの違いとして、ドライブユニットが旧型であり、ギュットクルームなどで利用されているカルパワードライブユニットは搭載されていません。
そのため、ややギュットクルームと比較するとギュットアニーズは重く、ギュットアニーズDXは34.4kgに対し、同じ後ろチャイルドシートが搭載されているギュットクルーズRDXは31.9kgと2.5kgの差があります。
メリットとしては、価格が安くパナソニックの子供乗せ付き電動自転車の中では最も安い車種です。
ギュットアニーズDXについては「パナソニック ギュットアニーズDX チャイルドシートの特徴や後付けカスタム、人気カラーの紹介、他電動自転車との違いなど」により詳しい解説をしています。
20インチ | 26インチ | |
後ろチャイルドシート(ラクイックなし) | ギュットアニーズDX | ギュットアニーズDX26 |
ギュットアニーズDX26
パナソニックのギュットアニーズDX26は26インチのギュットアニーズDXです。
プレミアムリヤチャイルドシートが搭載されている26インチの電動自転車になります。
タイヤサイズがママチャリなどと同じ26インチの子供乗せ付き電動自転車はパナソニックにはほかにはなく、唯一の車種です。
26インチのメリットはこぐ力がペダルに伝わりやすい点と適正身長が高くなる点です。
そのため、男性が自転車に乗る場合、ギュットアニーズDX26を検討してもよいと思います。
ギュットアニーズDX26の適正身長はお子さん1人乗せた場合、146cm以上ですが、ギュットアニーズDXの場合、142cm以上となっています。
また、メリットとして、お子さんがチャイルドシートを卒業した後でもチャイルドシートを取り外せば普通の電動自転車として利用できる点です。
デメリットとしては、タイヤサイズが大きくなる分やや自転車自体が不安定になるデメリットはあります。
また、価格も安いため、男性の方で長く電動自転車を利用したいという方におすすめです。
ショッピング用電動自転車
ビビEX
パナソニックの毎日の買い物に利用できる電動自転車はビビシリーズとして販売されています。
ビビは大容量のバッテリーとまたぐ部分が地面に近い低床フレームで誰でも乗りやすい電動自転車として人気があります。
まずは基本となるビビDXを確認し、そのスペックを確認したうえで妥協点やグレードを上げたい点などを検討すると選びやすいと思います。
パナソニックのビビEXはビビシリーズの中でも最もグレードの高い電動自転車です。
電子キーであるラクイックを搭載しており、16.0Ahと大容量のバッテリーで一度の充電で走行できる走行距離が107kmとパナソニックの電動自転車の中でも最長クラスです。
電子キーのラクイックはビビEXの電源を入れると鍵が自動で開錠される仕組みで非常に便利です。
バッテリーに関しても充電回数が減ることでバッテリーが長持ちするとともに煩わしい充電作業が減ることは非常に楽になります。
ビビEXはタイヤインチサイズが24インチと26インチがあり乗られる方がシニアの方や背の低い女性の方であれば24インチのほうが乘りやすくおすすめです。
ビビDX
パナソニックのビビDXはビビシリーズの中で最も基本となる長年のロングセラーです。
ビビEXとの違いは、ラクイックの有無です。
鍵の開閉が不便でなく、価格を抑えたいのであればビビDXがおすすめです。
ビビDXも24インチと26インチが販売されており、身長や年齢などに応じて無理のないインチサイズを選ぶのがポイントです。
ビビDXはパナソニックの電動自転車の中で最も基本となる伝度自転車のたため、ビビDXを確認したうえで「この車種よりもどの点を妥協できるか。よりグレードを上げたいか」などで検討すると選びやすいと思います。
ビビDXについては「パナソニック ビビDX 人気色の紹介や他のビビシリーズや他メーカー電動自転車の違いなど」に詳しい解説をしています。
ビビMX
パナソニックのビビMXは買い物に特化しているだけではなく、デザイン性も高く、比較的価格も抑えた電動自転車です。
特徴としては、大型の前かごと、後ろの荷台のカラーがフレームと統一されているデザイン性です。
カルパワードライブユニットやスタピタ2Sなども搭載されており、ニーズが高い機能を取りそろえて開発されたモデルだといえます。
バッテリー容量も12.0Ahと大きくも小さくもなくちょうどよいサイズになっています。
パナソニックの電動自転車で中間価格帯でいいとこどりしている標準的な車種を探している方におすすめです。
ビビSX
パナソニックのビビSXはパナソニックの電動自転車の中でも最も低価格帯の買い物用電動自転車です。
機能を抑えて低価格を実現しています。
機能で最も抑えているパーツはバッテリー容量が小さい点です。8.0Ahとパナソニックの電動自転車の中では最も小さいバッテリーで一度の充電で走行できる走行距離が短く、ロングモードでも53kmとなっています。
大型バッテリーを搭載しているパナソニックの電動自転車では100kmを超える車種もあるため、半分程度の走行距離です。
ただし、パナソニックのカルパワードライブユニットを搭載することで重量を軽くするなどの工夫はされています。
パナソニックの電動自転車で格安電動自転車が欲しいという方であればビビSXがおすすめです。
ビビSXについては「パナソニック ビビSX 評判やビビYXとの違い、メリットデメリットなどを解説」に詳しい解説をしています。
ビビSL
パナソニックビビSLはパナソニックの24インチのママチャリ型電動自転車の中で最も軽い電動自転車です。
重量は20kgを切る19.9kgと非常に軽いです。
電動機能がついていないママチャリの場合でも18kg程度の重さはあるため、電動なしのママチャリとほぼ変わらない重量です。
工夫されている点は、前かごにカーボンを配合したカゴを採用している点やカルパワードライブユニットの採用などです。
また、バッテリーを8.0Ahと小さくすることで重量を軽くすることを実現しています。
デメリットとしては、バッテリーが小さいため、一度の充電で走行できる走行距離がロングモードで57kmと短い点です。
こまめな充電ができ、電動自転車に軽さを求めている方におすすめです。
ビビSL20
パナソニックのビビSL20はパナソニックの20インチの電動自転車で最も軽い電動自転車です。
ビビSLと同じく、ビビSL20でもカーボン配合の前かごやカルパワードライブユニットを採用しているほか、バッテリー容量は8.0Ahと小さいです。
24インチのビビSLの重量は19.9kgですが、ビビSL20は19.6kgとさらに軽く優れています。
ママチャリタイプとして利用するのではなく、全体的にかなり小さいため、サドルとハンドルを高くしミニベロのような利用方法でも利用できます。
シニアの方など小さいく、軽い電動自転車を探しているという方にはおすすめです。
シニア向け電動自転車については「シニア向け電動自転車の選び方 比較や人気のおすすめ軽くて転びにくい電動自転車など紹介」により詳しい解説をしています。
ビビL
ビビSLは軽さにこだわりバッテリーを8.0Ahと小さくしていますが、このビビLをバッテリー容量を12.0Ahと大きくしています。
しかしながら、価格はビビSLと同じ価格を保っています。
重量も24インチで22.0kg、26インチで22.6kgとママチャリタイプの電動自転車としては軽くメリットは大きいです。
バッテリーはある程度大きくかつ軽さも求めているという方におすすめです。
ビビL押し歩き
パナソニックのビビL押し歩きは電動自転車を押し歩きするときにアシストしてくれる電動自転車です。
上り坂などで電動自転車でも上ることができないときに、サドル部分の押し歩きレバーを上げ、電源パネルの押し歩きボタンを押しながら伝度自転車を押すとアシストしてくれます。
シニアの方や女性で急な坂道を電動自転車で上れないという方におすすめです。
ビビライフ
パナソニックのビビライフは三輪型の電動自転車です。
電動アシスト三輪車はシニアなどの方で自転車に乗るのがふらつくなど危険性がある場合、代替品として乗られます。
三輪のため、転倒する可能性が低く安全に乗ることができます。
電動アシスト機能が搭載されており、他のビビのようにアシストされます。
バッテリーは16.0Ahと大型で一度の充電で走行できる走行距離が長いのも特徴です。
スイング式や固定式どちらにもでき用途やシニアの方の熟練度に応じて使い方が変更できます。
スイング式と固定式で乗る感覚は大きく異なるため、購入前には試乗されることをおすすめします。
パナソニックでは契約店でビビライフの試乗が可能です。
ビビライフの試乗ができる店舗は「電動アシスト三輪車 試乗店」をご確認ください。
通学用電動自転車
ティモA
パナソニックのティモAは女性向けの通勤通学用電動自転車です。
唐風かごとテリーサドルの組み合わせクラシックなデザインに仕上がっています。
カルパワードライブユニットや16.0Ahと大型のバッテリー搭載などパナソニックらしい機能が搭載されています。
ティモLと比較されますが、直線的なフレームがかっこよく、実用性ではハンドルがまっすぐのオールラウンダーハンドルを採用していることでやや前傾姿勢になりこぐ力がペダルに伝わりやすい点があります。
通勤通学用で電動自転車をさがしていている女性でベーシックなモデルがよい方はティモAがおすすめです。
ティモL
パナソニックのティモLは女性向けの通勤通学用電動自転車です。
特徴としては、ティモAと似ており、カルパワードライブユニットや16.0Ahと大型のバッテリー搭載などパナソニックらしい機能が搭載されています。
ティモAとの違いは、フレームがU字フレームを採用していることで、よりまたぎやすいという特徴があります。
スカートの方やシニアの方にはうれしいフレーム形状です。
また、ハンドルもセミアップハンドルというグリップが手前に曲がっているハンドルです。
セミアップハンドルは運転に安定性が増すため、シティサイクルタイプよりもふらつきにくい傾向があります。
女性でよりゆっくり運転しながら安定性を求めるのであればティモLがおすすめです。
ティモS
パナソニックのティモSは比較的男性向けの通勤通学用電動自転車です。
特徴としては、電動自転車としては、高めの適正身長である150cm以上となっています。
タイヤインチサイズは26インチですが、フレームを長めにすることで適正身長を高くしています。
ママチャリタイプの自転車はタイヤインチサイズで適正身長が決まることが多いですが、このティモSはクロスバイクやロードバイクのようなスポーツ自転車のようにフレームサイズで適正身長が定まっています。
カルパワードライブユニットや16.0Ahの大型バッテリー搭載で乗りやすさも十分です。
男性で電動自転車で通勤通学したいかたにおすすめの電動自転車です。
ティモSについては「パナソニック ティモSの特徴 男性向け通学用電動自転車の代表格 他車種との違いや比較」により詳しい解説をしています。
ティモDX
パナソニックのティモDXは比較的男性向けの電動自転車です。
特徴としては、変速ギアが内装5段変速ギアを採用しており、細かいギアチェンジが可能な点です。
車体重量が重いためか、ティモSと同じ16.0Ahのバッテリーを搭載していますが、一度の充電で走行できる走行距離がロングモードで75kmとあまり長くありません。
ティモSは同じ条件で107kmです。
内装5段変速ギアというグレードの高い変速ギアを採用しているため、長距離や坂道が多い通勤通学におすすめな電動自転車です。
スポーツ型電動自転車
スポーツ型電動自転車を一般的な用語でeバイクとよびます。
パナソニックにはXEALT(ゼオルト)というブランドがありますが、ここでは一般車に近いそれ以外の車種を詳しく紹介します。
XM-D2 V
パナソニックのXM-D2 Vはマウンテンバイク型の電動自転車です。
ダブルサスペンションを報歳した本格的なeバイクです。
内装2段変速ギアやアルミフレームも特徴的です。
価格は税込み70万円を超え本格的なマウンテンバイクの電動自転車を探されている方向けです。
XU1
パナソニックのUX1はクロスバイク型の電動自転車です。
街乗りを前提に開発されており、後ろキャリアもついています。
特徴としては、直接ペダルの先のクランクをアシストするスポーツドライブユニットやデザイン性が特徴です。
ママチャリタイプではなく、より本格的なeバイクに乗りたいが街乗りも引き続き行いたいという方におすすめの電動自転車です。
クロスバイク型電動自転車については「クロスバイク型電動自転車の選び方 おすすめの車種や安く購入する方法などを紹介」に詳しい解説をしています。
ジェッター
パナソニックのジェッターはクロスバイクとマウンテンバイクの中間程度の電動自転車です。
より街乗りに特化しており、かっこよく自転車に乗ることができます。
機能面としては、ママチャリ型電動自転車ではない、さまざまな項目が確認できるサイド液晶ディスプレイやスタイリッシュなダウンチューブバッテリーが特徴です。
ママチャリ型の電動自転車ではなく、街乗りを中心にかっこいい電動自転車に乗りたいという方におすすめです。
ジェッターについては「パナソニック ジェッター eバイクとしの機能やカスタム性や評判、他の電動自転車との比較など紹介」に詳しい解説をしています。
ハリヤ
パナソニックのハリヤは街乗りをよりかっこよく乗るための電動自転車です。
前輪のサスペンションがついており、ロックのオンオフを切り替えができます。
そのため、整備された道路を走るときはサスペンションロックをかけ、デコボコ道を走るときにサスペンション機能をオンにすることで柔軟な走りができます。
また、前キャリアがついているため、買い物などに利用したい場合、後から前かごの設置もでき、幅広い用途で電動自転車を利用したい方におすすめの車種です。
ベロスター
パナソニックのベロスターは気軽にスポーツ電動自転車を楽しみたい方向けの車種です。
通勤通学用の電動自転車でシティサイクル型電動自転車よりもよりスポーティな車種に乗りたいという方に最適です。
他のeバイクと比較すると価格を抑え購入しやすくなっています。
機能面としては、バッテリー容量は小さく8.0Ahでロングモードで50km程度です。
スポーティな電動自転車ですが、泥除けや前キャリアがついているため、通学などに向いています。
ベロスターミニ
パナソニックのベロスターミニは20インチのスポーツタイプの電動自転車です。
20インチのミニベロタイプのため、小回りがきく電動自転車だといえます。
バッテリー容量は8.0Ahと小さくしているため、自転車全体の重量も20.9kgと電動自転車としては軽いのが特徴的です。
ベロスターと兄弟車ですが、タイヤインチサイズも異なるため、あまりみためは似ていません。
泥除けや前キャリアがついている点がベロスターと兄弟車というのが伝わってきます。
用途としては、ちょっとした街乗りなどに最適です。
ファッション型電動自転車
パナソニックにはデザイン性を求めたファッション型電動自転車があります。
ママチャリタイプでもスポーツタイプでもない電動自転車をファッション型電動自転車とよんでいるところもありますが、特徴ある電動自転車のため、「ほかの人と同じ自転車はいやだ」という方などにも向いている自転車だといえます。
Jコンセプト
パナソニックのJコンセプトはパナソニック全体をあげての「それは、ニッポンを楽しむ家電。」というコンセプトの電動自転車です。
Jコンセプトは電動自転車ですが、電動自転車以外にも洗濯機、掃除機、エアコン、炊飯器などがありパナソニックの統一ブランドです、
電動自転車のJコンセプトは、ミニベロタイプの軽さにこだわっている電動自転車です。
カスタマイズも魅力の一つで標準タイプでは、前かごや後ろかごを追加で背搭載できます。
日本の伝統的な色をコンセプトに趣のあるデザインです。
ミニベロタイプで軽さを求めておりデザイン性がマッチする方におすすめです。
ミニベロ型電動自転車については「ミニベロ型電動自転車の選び方 車種ごとの比較や安さ、カゴ付きなどおすすめ自転車を紹介」に詳しい解説をしています。
グリッター
パナソニックのグリッターはミニベロタイプの電動自転車です。
コンセプトとしては、毎日ちょっとした買い物に出かける用の電動自転車だと思います。
機能面の特徴としては、前かごにエコバッグがついており、エコバッグを使って買い物を行い、そのまま前かごに入れることができる点です。
その他の機能性としては、20インチのミニベロタイプで標準的なスペックです。
小回りがきくミニベロで買い物に出かけたいという方におすすめです。
SW
パナソニックのSWは非常にシンプルでシニアや女性の方などに人気の電動自転車です。
特徴としては、標準仕様では、オプションパーツがあまりついていませんが、ライフステージに応じて必要なオプションパーツをつけることで長く利用できる電動自転車です。
お子さんがうまれたらチャイルドシートを取り付け、お子さんがチャイルドシートを卒業したら後ろかごを取り付けるなど長く利用ができます。
また、SW独自の機能面としては、シンプルスイッチで電源のオンオフのみのスイッチです。
また、またぎやすいU字フレームなので、スイッチとあわせて使いやすく小回りがきき、シニアの方にもおすすめです。
パナソニックのSWについては「パナソニックSW カスタムパーツのチャイルドシートやリアカゴ鍵などの紹介や他の電動自転車との違いを比較」により詳しい解説をしています。
EZ(イーゼット)
パナソニックのEZはBMXデザイン風の電動自転車です。
BMXの見た目をしており非常にかっこいいデザインです。
機能面は一般の電動自転車と同じで、BMXとしては利用できないので注意が必要です。
太めのタイヤやごつごつしたフレームなどはBMXが好きな方ではなくても刺さる方にはおすすめできると思います。
機能面は8.0Ahと小さ目のバッテリーですが、ちょっと街乗りをする分には十分でコンセプトとしてはあっていると思います。
ちょっとした街乗りでかっこいい電動自転車を探しているという方におすすめめです。
かっこいい電動自転車については「かっこいい電動自転車の選び方 どれがいいか迷ったときの人気車種やメンズ向けおしゃれ自転車も紹介」にも詳しい解説をしています。
また、EZについては「パナソニック EZ(イーゼット) さまざまなカスタム方法や子供乗せ設置時の注意点などを解説」に詳しい解説をしています。
BP02
パナソニックのBP02はアパレルブランドのビームスと共同開発した電動自転車です。
デザイン性はビーチクルーザーのようなデザインフレームです。
ビーチクルーザーのような湾曲したフレームが魅力的です。
ビームスのロゴがリアキャリアに搭載されているなどビームスのブランドを活かしています。
ビームスブランドが好きな方やビーチクルーザー風電動自転車を探している方におすすめです。
オフタイム
パナソニックのオフタイムは折りたたみ機能を搭載した電動自転車です。
ヤマハ、ブリヂストンには折りたたみ機能付き電動自転車はなく、珍しい車種です。
また、外装7段変速ギアなど電動自転車としては、珍しい変速ギアを採用しています。
電動自転車をコンパクトに収納したい方やデザイン性がマッチしている方などにおすすめです。
折りたたみ電動自転車については「折りたたみ電動自転車の選び方 軽さやインチサイズ、メーカーの解説、おすすめのおしゃれな電動おりたたみ自転車など」に詳しい解説をしています。
ビジネス用電動自転車
パナソニックのビジネス用電動自転車はさまざまな仕事で利用できるような電動自転車です。
パナソニックではパートナーDXとパートナーUの2種類販売されています。
主な違いとしては、タイヤインチサイズとフレームサイズで基本機能は同じです。
パートナーDX
パートナーDXはパナソニックのビジネスシーンで活躍できる電動自転車です。
主な特徴としては、頑丈さをうりにしており、後ろ荷台が大きく荷物を載せやすい他、頑丈かろやかスタンドという通常よりも太く丈夫なスタンドを採用しています。
そのほか、耐摩耗タイヤでパンクしにくい、バルブガードでタイヤのバルブの破損を防ぐなどの工夫があります。
タイヤインチサイズは26インチのみです。
重量はやや重く、36.7kgあり丈夫さの裏返しだと思います。
パナソニックではパートナーDXが重く扱いにくいという場合はパートナーUがあります。
パートナーU
パートナーUはパナソニックの同じビジネスよう電動自転車のパートナーDXの24インチ版というイメージです。
特徴としては、24インチの他、フレームビビなどと同じU型フレームを採用しています。
基本的な機能はパートナーDXと同じです。
24インチで重量は、35.6kgと重いです。
例えば、同じフレーム形状のビビDXの場合24インチは27.1kgのため、8.5kgの差があります。
ここに重い荷物を乗せるなどすると女性などは扱いにくい可能性があります。
丈夫さの表れですが、女性など乗りこなすことができるかを確認してから購入されることをおすすめします。