街中でみかけるタイヤの太いかっこいいバイクのような電動ファットバイクをよく見かけます。
デザイン性がかっこよく近年人気のある電動自転車です。
今回は、電動ファットバイクについて詳しく解説をしていきます。
電動ファットバイクとは
電動自転車の中でも人気がで始めており街中を中心に増えてきているのが電動ファットバイクです。
ファットバイクとは、タイヤ太く見た目のインパクトがある自転車です。
タイヤの太さはさまざまですが、4インチや5インチ以上の自転車が多いです。
部類としては、マウンテンバイクの一種のため、オフロードや雪道などでの使用が中心ですが、街中をかっこよく乗りたいという要望からより太いインチサイズのファットバイクも多数発売され街乗り用で販売もされています。
また、電動ファットバイク含めて電動アシスト付きのスポーツバイク全般e-bikeとも呼びます。
そのため、電動ファットバイクはe-bikeの一種になります。
電動ファットバイクの特徴
電動ファットバイクは多くの特徴がありファッションで乗る場合、インパクトが強い見た目が特徴だといえます。
タイヤ横幅が太いインチサイズ
電動ファットバイクの特徴としてはタイヤの横幅が太くインパクトが大きい電動自転車です。
サイズとしては、4インチ、5インチなどさまざまありますが、4インチでも一般の自転車と比較すると非常に太く感じます。
また、太さは4インチや5インチですがタイヤ自体の大きさは20インチや26インチが主流です。
20インチのほうがよりバイク感があり、26インチのほうがマウンテンバイク感が見た目ではあります。
電動アシストがつくことで快適に運転ができる
電動ファットバイクは通常のファットバイクとはことなり電動アシスト機能がついているため、快適に運転することができます。
ファットバイクは普通のママチャリなどと比較すると重量が重く、また、タイヤの地面との接地面が広く抵抗が大きくなるため、こぐのにある程度の力が必要になります。
しかしながら、電動アシスト機能が搭載されることで快適にペダルをこぐことができるようになります。
おしゃれなフレームと全体のインパクト
電動ファットバイクの特徴として見た目のインパクトがあることです。
独自のフレームや太いタイヤで見た目を演出していることや通常であれば見た目の印象を下げるバッテリーも電動ファットバイクであればパーツの一部としてカッコよさを選出するパーツとなります。
電動ファットバイクを購入する時に注意すること
電動ファットバイクを購入するときには気を付けることが多数あります。
購入後後悔するよりも事前に確認しておくことをおすすめします。
フル電動自転車の電動ファットバイクに注意
電動ファットバイクの一部では日本の公道で乗ることができないフル電動自転車と呼ばれる電動自転車が発売されています。
モペットとも呼ばれており、見た目のカッコよさや価格の安さは魅力的ですがそのままでは日本の公道では走ることができません。
理由はさまざまですが、例えばフル電動自転車は日本の道路交通法以上のアシスト機能がついている車種などがあり原付バイクと同じ部類になることがあります。
しかしながら、原付バイクとしては、ウインカーやブレーキランプ、ナンバープレート、自賠責保険などが入っていない車種がほとんどのため日本の公道で走ることができません。
フル電動自転車のファットバイクを日本で走らせるためには上記などを整備するか、イベントスペースや観光地の公道ではない箇所で走らせる必要があります。
電動ファットバイクは駐輪場などにとめることができないこと多い
電動ファットバイクのタイヤは太く4インチや5インチある車種が多いです。
そのため、タイヤをはめ込むタイプの駐輪場などでは止めることができません。
そのため、生活の中で電動ファットバイクに乗って駐輪場に止める必要があるかを考えてから購入を検討しましょう。
電動ファットバイクのルック車はルック車として乗る必要がある
電動ファットバイクの中には価格が非常に安い車種もあります。
価格が安い場合、バッテリー容量が小さく一度の充電で走行できる距離が短いのが特徴です。
また、ファットバイクで価格の安い車種にはルック車と呼ばれている機能性よりも見た目を重視した車種も多いです。
ルック車でも走行は問題なく、見た目はかっこいいので要件を満たすことが多いですが、価格が高い車種と比較すると重量が重いなどデメリットもあるので違いを比較してから購入するようにしましょう。
電動ファットバイクの疑問点
電動ファットバイクはおしゃれですが、気になる点は多数あると思います。
以下はよくある電動ファットバイクの疑問点です。
子供乗せを設置できる電動ファットバイク
電動ファットバイクは標準では子供乗せを搭載した電動自転車は販売されていません。
上の画像は子供乗せ付きの電動なしのセミファットバイク型のです。
技術的には設置は可能で設置するためには、後ろの荷台がついている場合、最大積載重量25kg以上の荷台(キャリア)を選定する必要があります。
最大積載重量25kgまでの荷台(キャリア)のことを「キャリアクラス25」などといったりもします。
電動ファットバイクに子供乗せを設置したい場合、まず前提条件にこの要件を満たしているかを確認してから購入するようにしましょう。
タイヤの空気圧はどの程度にすればよいか
電動ファットバイクの楽しみ方として目的に応じてタイヤの空気圧を変えることでさまざまな場面で運転できるという点です。
車種やタイヤの最大空気圧によりどの程度空気をいれたらよいかはかわりますが、一般的に言われている空気圧としては、以下などが参考になります。
- 街中での走行・・・30PSIなど最大近くまで空気圧を高めることで安定した走りができます。ただし、高く入れすぎるとタイヤがカチカチになってしまうので20PI程度で様子を見ながら自分自身にあった空気圧を探しましょう。
- オフロードでの走行・・・10PSI〜15PSI程度だとタイヤと地面の設置面が増えファットバイク独特のふわふわした走行が楽しめます。
但し、状況により空気圧は調整する必要があるため、都度専門家を相談しながら空気圧は設定することをおすすめします。
そもそも電動ファットバイクに免許は必要か
街中を快適に走行している電動ファットバイクを見るとオートバイのようなカッコよさと快適さがあるように見受けられます。
おすすめの電動ファットバイク
ブロンクス BRONX BUGGY FATBIKE ABYSS CLASSIC
街中で見かける電動ファットバイクで有名メーカーとしてはブロンクスがあげられます。
ファットバイクで有名な自転車メーカーの電動自転車版です。
独自のフレーム形状やインパクトがある太いタイヤが印象的で人気があるメーカーです。
ブロンクス BRONX TRX EVO
大きな26インチタイヤで太さも4.7インチと太いタイヤが特徴的なファットバイクです。
内リムが迷彩カラーになっており、さらにインパクトが強い電動自転車です。
マウンテンバイクのような見た目でファットタイヤを採用することで見た目のインパクトだけではなく実用性にも優れている電動自転車だといえます。
電動ファットバイクの選び方のまとめ
街中などでよく見かける太いタイヤが特徴的な電動自転車が電動ファットバイクです。
デザイン性がかっこよく人気で、タイヤの横幅が4インチや5インチなどかなり太いです。
タイヤの径自体は20インチや26インチのものが主流で20インチだと原付バイクっぽく見え、26インチだとより迫力あるマウンテンバイクのような見た目です。
電動ファットバイクの特徴としては、タイヤの太さだけではなく、電動アシストなしと比較すると非常にこぎやすくスムーズに進むことができます。
見た目のインパクトも大きくバッテリーもパーツの一部として馴染む車種が多いです。
ファットバイクを購入するときに気を付ける点としては、公道では走れないフル電動自転車という車種があることも把握し選ぶ必要があります。
また、タイヤをはめ込むタイプの駐輪場にはとめることができないので普段利用することがないかを確認しておきましょう。
そのほか、価格に応じて機能性に差があるため、価格が安いルック車を選ぶときには注意もしましょう。
子供乗せを設置する場合、全ての自転車でキャリアクラス25以上(最大積載重量25kg以上)の車種を選ぶようにしましょう。
また、電動ファットバイクの特徴して空気圧を変えることで走り方の変化を楽しむこともできます。
電動ファットバイクは、免許は必要なく乗ることができる電動自転車のため、ぜひ購入を検討してみてくださいね。