電動自転車の購入を検討する場合、どの電動自転車を選んだらよいか迷いますよね。
できれば人気がありおすすめの電動自転車を見つけたいところですが、インターネット通販などで購入する場合、おすすめの車種がわかりにくいです。
そのため、今回は目的別でおすすめの電動自転車と選び方を詳しく解説したいと思います。
電動自転車は主に５種類に分かれる
電動自転車はさまざま種類がありますが、大きくわけると6種類あります。
電動自転車を購入検討される場合、目的が明確な方が多いため、以下の選び方のポイントをおさえて購入を検討してみてください。
子供乗せ付き電動自転車のおすすめの選び方
子供乗せ電動自転車のおすすめの選び方としては、以下などがあります。
チャイルドシート前後どちらの車種にするか考えるのがおすすめ
電動自転車のチャイルドシートは前後に設置可能な車種が多いです。
後ろのチャイルドシートは最大積載重量が25kg以上（キャリアクラス25以上）でないと設置できません。
おすすめは短期で来てなく、お子さんがチャイルドシートに乘らなくなるまでの人生設計を考え電動自転車を選ぶのがよいです。
例えば、一人目のお子さんがうまれて後ろチャイルドシートの電動自転車を購入した場合、もし2人目のお子さんがうまれた場合、前には簡易的なチャイルドシートしか設置ができません。
そのため、人生設計を考え、2人目のお子さんの予定があるなら、最初は前チャイルドシートの電動自転車を購入し、2人目がうまれたら後ろチャイルドシートも設置する等の計画がおすすめです。
チャイルドシート自体の性能を事前に確認するのがおすすめ
チャイルドシート自体の性能を事前に考えてから購入するのがおすすめです。
快適さや安全性、何歳までチャイルドシートに乘れるかなどを考えて購入するのがおすすめです。
例えば、チャイルドシート付き電動自転車で保育園の送り迎えを行うという場合、ひなたが多ければパナソニックのサンシェード付きの電動自転車を選ぶなどです。
チャイルドシートは各メーカーごとオリジナルのチャイルドシートの他、大手メーカーではOGKなどがあるので、内容を確認して購入するのがおすすめです。
予算によっては、格安電動自転車に別途チャイルドシートを設置するのもおすすめ
チャイルドシート付き電動自転車は価格が高いというデメリットがあります。
特にバッテリー容量が大きく、前後でチャイルドシートを設置すると20万円程度の価格になることもあります。
高価格の買い物になるため、価格を抑えるのもおすすめです。
具体的な方法としては、バッテリー容量が小さい電動自転車がインターネット通販などで販売されています。
後ろの荷台は最大積載重量25kg以上であれば、後ろチャイルドシートが設置可能です。
そのため、格安電動自転車に後ろチャイルドシートを設置することで価格を抑えることがきおすすめです。
毎日の買い物用電動自転車のおすすめの選び方
毎日の買い物におすすめの電動自転車には選び方があります。
以下などの方法で買い物用電動自転車を選ぶと失敗しにくいでしょう。
電動自転車の重量を確認するのがおすすめ
電動自転車で買い物を行う場合、ママチャリタイプの電動自転車を利用することが多いと思います。
ママチャリタイプの電動自転車の場合、重量が重く、ヤマハ、パナソニック、ブリヂストンの2023年モデルのママチャリタイプの電動自転車の平均重量は25.1kgです。
一方で、電動なしのママチャリの場合、平均重量は18.5kgです。
差は6.6kgあり感覚ではかなりの差があります。
そのため、電動なしママチャリの運転が心配になってきたシニアなどの型は重量が重い電動自転車はあまりおすすめできず、ママチャリ型電動自転車の購入を検討する場合も重量が軽い車種を選ぶのがおすすめです。
必要に応じて後ろかごを設置するのがおすすめ
毎日の買い物に電動自転車を利用したい場合、荷物は前かごよりも後ろかごに入れたほうが安定性がありおすすめです。
しかしながら、電動自転車購入時の標準で後ろかごがついている車種はなく、後付けで設置が必要です。
ママチャリ型電動自転車で前後にカゴを取り付けし、バランスよく、前後に入れることで安定して運転ができると思います。
通勤通学用電動自転車のおすすめの選び方
通勤通学用電動自転車のおすすめ車種としては、以下などがポイントです。
ハンドルはオールラウンダーハンドルがおすすめ
電動自転車はママチャリ型電動自転車が一般的ですが、ハンドルは大きく分けると2種類に分けられます。
1種類目はハンドルが手前に曲がっているセミアップハンドルです。
2種類目はハンドルがまっすぐ伸びているオールラウンダーハンドルです。
この中間のハンドルもありますが、大きく傾向を分けるとこの2種類です。
通勤通学の電動自転車でおすすめなのは、2種類目のハンドルがまっすぐなオールラウンダーハンドルです。
オールラウンダーハンドルはやや前傾姿勢になる、クロスバイクなどにも採用されているハンドルです。
そのためスピードを出しやすく、比較的長距離を走ることが多い、通勤通学用電動自転車としておすすめできます。
バッテリー容量が大きい車種がおすすめ
電動自転車のバッテリー容量は車種によってさまざまです。
ママチャリタイプの電動自転車では小さい車種は6.0Ahから大きいバッテリーは16.0Ahまで様々です。
電動自転車のバッテリーが大きいと一度の充電で走行できる走行距離が長くなります。
通勤通学から帰ってきて都度、バッテリーを取り外し、充電するという作業が手間になります。
そのため、できるだけ大きなバッテリーにしておき、例えば週末だけバッテリーを充電するなどの工夫をすることで手間を省くことができおすすめです。
スポーツ型電動自転車（eバイク、クロスバイクやロードバイク型電動自転車）のおすすめの選び方
スポーツ型電動自転車のことをeバイクといいます。
eバイクはママチャリ型電動自転車以上に多様性が多く、さまざまな種類が発売されています。
そのため、選び方が難しく、以下基本的な点をおさえておくことがおすすめです。
クロスバイク型電動自転車については「クロスバイク型電動自転車の選び方 おすすめの車種や安く購入する方法などを紹介」に詳しい解説をしています。
目的に応じたスポーツ型電動自転車（eバイク）がおすすめ
スポーツ型電動自転車を選ぶ場合、まずは必要な目的は何かという点をまとめることをおすすめします。
特にスポーツ型電動自転車は街乗りタイプからオフロード仕様の車種までさまざまです。
目的を明確することでたくさんある電動自転車の中からある程度絞り込みができると思います。
予算に応じたスポーツ型電動自転車（eバイク）を選ぶのがおすすめ
目的が明確になった後に予算でさらに絞り込みをすることをおすすめします。
スポーツ型電動自転車でも10万円台から数十万円までさまざまな電動自転車があります。
そのため、予算を定めたうえで、車種を絞り込み購入するのがおすすめです。
ファッション用電動自転車のおすすめの選び方
電動自転車は街乗りでファッションの一種として乗りたいという方も多いと思います。
ミニベロタイプから子供乗せ電動自転車までおしゃれな電動自転車があります。おすすめの選び方としては、目的に応じた電動自転車を選ぶことがポイントです。
目的が明確であれば、その中で最もあうファッション性が高い電動自転車を選べばよいです。
例えば、子供乗せ電動自転車の場合、ファッション＆ライフスタイル誌「VERY」とコラボしたハイディ ツーや街乗り電動自転車の場合、ビームスとの共同開発したBP02などの電動自転車もあります。
なお、おしゃれな電動自転車については「おしゃれな電動自転車をランキング紹介 レトロ、女性向け、ミニベロ、通勤通学用など様々な用途から紹介」に詳しい解説をしています。
ビジネス用電動自転車のおすすめの選び方
仕事の業務上で電動自転車を利用したいという場合、ビジネス用電動自転車を検討されるかもしれません。
ビジネス用電動自転車は重い荷物を乗せられることや丈夫さがうりでメリットも大きいです。
具体的な車種でいうと、ヤマハのPASPAS GEAR-Uや、パナソニックのパートナーDX、パートナーU、ブリヂストンのアシスタビジネスがあります。
しかしながら、これらビジネス用電動自転車の場合、重量が重く、乗りこなしが難しい可能性があります。
そのため、女性などがビジネス用電動自転車を選ぶ場合は、一般的なママチャリ型電動自転車を業務で利用することをおすすめします。
ライフステージに合わせたおすすめの電動自転車
電動自転車は車種ごとにある程度利用するかたのターゲットを明確にしており、その方にあった電動自転車の仕様にしていることが多いです。
以下ポイントをおさえることでライフステージにあった電動自転車が選べると思います。
シニアは低床フレームの電動自転車がおすすめ
シニアの方は電動自転車のまたぐ部分が下に下がっており、またぎやすい電動自転車がおすすめです。
またぐ部分が下に下がっていることで足を高く上げる必要がなくなり簡単にまたぐことができ、転倒事故なども減ります。
毎日の買い物に利用できるようなママチャリ型電動自転車は比較的低床フレームで設計されている車種が多いですが、低床フレームに特化してしる車種もあるため、シニアの方は検討してみることをおすすめします。
ライフステージがかわる場合、カスタマイズができる仕様であるか確認
電動自転車は購入後長く乗ることを前提として購入する方が多いと思います。
そのため、年齢などライフステージに応じて求めている機能は異なると思うため、都度対応できる車種がおおすすめです。
具体的には、20代ではファッション性の高いミニベロタイプとして活用できる電動自転車が、30代になると子供乗せ電動自転車としても活躍できるなどです。
この場合は、パナソニックのSWなどがおすすめです。
また、同じ1台の電動自転車でも親子で兼用で乗るなどもライフステージが異なる方が同時になるパターンなどにもおすすめできる電動自転車だといえます。
ミニベロ型電動自転車については「ミニベロ型電動自転車の選び方 車種ごとの比較や安さ、カゴ付きなどおすすめ自転車を紹介」に詳しい解説をしています。
電動自転車メーカーごとのおすすめポイント
電動自転車メーカーによってもおすすめのポイントが異なってきます。
具体的には以下メリットをおさえることで適正な電動自転車が選べると思います。
ヤマハの電動自転車のおすすめポイント
ヤマハの電動自転車はPASブランドで統一された電動自転車です。
強みはさまざまありますが、以下点がおすすめのポイントです。
また、より詳しいヤマハの電動自転車のおすすめポイントについては「ヤマハの電動自転車を詳しく解説 車種の違いやパナソニック、ブリヂストンとの比較も」に詳しい解説をしています。
モーターが優れているのでおすすめ
ヤマハの最も優れている点としては、モーター制御です。
電動自転車の最もメリットである電動アシスト機能が優れています。
具体的にはスマートパワーアシストという機能がついており、平らな道や坂道などさまざまな状況に応じて自動でアシスト機能を制御してくれる点が強みです。
また、法律の範囲内でアシスト機能を最大限発揮することでアシスト機能の恩恵を受けることができます。
液晶画面が見やすいのがおすすめ
ヤマハの電動自転車は液晶画面が見やすいのがおすすめのポイントです。
液晶画面は各メーカー独自の機能や利用方法がありますが、ヤマハの電動自転車の場合、スマートでおしゃれな液晶画面が多いです。
また、一部車種では消費カロリーが確認できるなど独自の機能を電動自転車でも搭載しています。
チャイルドシートが独自のコクーンルームプラスでおすすめ
ヤマハの子供乗せ付き電動自転車では前のチャイルドシートにコクーンルームプラスという繭型のチャイルドシートを採用しています。
PAS Kiss mini un SPのみ搭載されているチャイルドシートですが、お子さんを包み込むように乗せることができるおすすめのチャイルドシートです。
PAS Kiss mini un SPについては「ヤマハPAS Kiss mini un SPの特徴 後付けリアチャイルドシート、カゴや他の電動自転車との違いなど」に詳しい解説をしています。
パナソニックの電動自転車のおすすめポイント
パナソニックの電動自転車はギュット、ビビ、ティモ、など利用目的に応じてブランド名称を変えている電動自転車です。
さまざまな車種があり、より詳しいパナソニックの電動自転車のおすすめポイントについては「パナソニックの電動自転車の魅力 バッテリーの診断方法やおすすめの車種なども紹介」に詳しい解説をしています
大型バッテリーがおすすめ
パナソニックの電動自転車の強みとしては大型バッテリーです。
大手電動自転車メーカーである、パナソニック、ヤマハ、ブリヂストンの中で唯一16.0Ahの電動自転車を発売しています。
バッテリーを大きくすることで一度の充電で走行できる走行距離が延びるほか、充電回数が少なくすむため、バッテリーの劣化が遅くなりバッテリーが長持ちするメリットもありおすすめです。
ラクイックなど独自の機能がおすすめ
パナソニックの電動自転車の一部車種にはラクイックという電子キーがついています。
電子キーが電動自転車についていることで鍵を都度ポケットなどから取り出すことなく、電源をオンにするだけで開錠することができます。
車などでは一般的ですが、電動自転車では他メーカーではなく、独自の優れた機能だといえます。
チャイルドシートがコンビとの共同開発なのがおすすめ
パナソニックの電動自転車のチャイルドシートはコンビ社との共同開発です。
コンビはベビー用品メーカーで最も専門的な分野の企業だといえます。
簡単に乗り降りができる開閉ガードやゆれに対して吸収してくれるエッグショックやサンシェードなど独自の機能が搭載されておりおすすめです。
ブリヂストンの電動自転車のおすすめポイント
ブリヂストンの電動自転車は車種によりさまざまな名称があります。
これは、ブリヂストンが電動がついていない一般的な自転車も発売しており、その電動自転車版という名称で販売している車種も多いためです。
より詳しいブリヂストンの電動自転車のおすすめポイントについては「ブリヂストンの電動自転車を詳しく解説 比較や独自機能、バッテリーの寿命等ついて」に詳しい解説をしています
両輪駆動、走るだけで自動充電機能、モーターブレーキがおすすめ
ブリヂストンは他メーカーにはない、両輪駆動、走るだけで自動充電、モーターブレーキを搭載した電動自転車を発売しています。
ヤマハ、パナソニックの電動自転車は後輪がアシストされるのに対し、ブリヂストンの一部電動自転車は前輪がアシストされ、ぐいぐい引っ張られる感覚でアシスト機能の恩恵を受けることができます。
また、ブレーキをかけることでバッテリーが充電されます。
そのため、バッテリー容量は15.4Ah程度でも自動充電機能が搭載されている車種だと一度の充電で走行できる走行距離が200kmに達する電動自転車もあります。
また、モーターブレーキも搭載されている電動自転車があり、下り坂で手のブレーキだけではとまるのが大変という場合でもモーターブレーキがブレーキをアシストしてくれます。
自転車メーカーとしてのノウハウがおすすめ
ブリヂストンは電動自転車メーカーでもありますが、電動アシストが搭載されていない一般的な自転車も販売しています。
そのため、自転車としてのノウハウも蓄積されており、カーボンベルトドライブやパンクしにくいタイヤなど自転車としての機能性も高いのがおすすめポイントです。
おすすめの電動自転車 選び方やメーカーごとの人気でおすすめのポイントなどのまとめ
おすすめの電動自転車は乗る方の属性や目的に応じて異なってきます。
子供乗せ電動自転車は、チャイルドシートを前後どちらに設置するか、チャイルドシート自体の性能はどうかというのがおすすめの選び方です。
予算がなければ、格安電動自転車にチャイルドシートを別途設置するのもおすすめです。
毎日の買い物に利用する電動自転車の場合、電動自転車自体の重量を確認するのがおすすめです。
また、後ろかごを設置し、前後バランスよく荷物を入れると運転がしやすいです。
通勤通学用電動自転車の場合、ハンドルはオールラウンダーハンドルを利用し、大型のバッテリーの電動自転車がおすすめです。
スポーツ型電動自転車（eバイク）の場合、目的と予算に応じた電動自転車を選ぶのがよいでしょう。
ファッション性高い電動自転車の場合も、目的を明確にし、ライフステージにあった電動自転車を選ぶのがおすすめです。
電動自転車メーカーとしては、ヤマハはモーターアシスト制御がおすすめのポイントで、パナソニックの場合、大型バッテリーがおすすめできる点です。
ブリヂストンは、両輪駆動、走るだけで自動充電機能、モーターブレーキなどブリヂストン独自機能がおすすめのポイントです。
これら電動自転車のおすすめポイントや選び方をおさえ、ぜひ自分にあった一台をみつけてくださいね。
