通学用電動自転車の購入を検討している場合、パナソニックのティモSを購入検討車種とする方が多いです。
ティモSは人気があり、通勤通学に適している電動自転車です。
今回はティモSについて詳しく解説したいと思います。
パナソニックの電動自転車については「パナソニックの電動自転車の魅力 バッテリーの診断方法やおすすめの車種なども紹介」に詳しい解説をしています。
ティモSの基本仕様
メーカー | 車種名 | タイヤインチ | 重量 | 最大距離目安 | バッテリー | 適正身長 |
パナソニック | ティモ・S | 26インチ | 27.4kg | 107km | 16.0Ah | 150cm以上 |
ティモSは通学用電動自転車としてパナソニックから発売されています。
基本仕様としては、26インチ、内装3段変速ギア、重量27.4kg、適応身長150cm以上、16.0Ah、一度の充電で走行できる走行距離ロングモードで107kmとなっています。
適正身長150cm以上というのが高い設計になっており、背の低い女性やシニアの方は少し大きいと感じるかもしれません。
ティモSの特徴
ティモSには特徴がいくつかあり標準的な通学用電動自転車ですが、スペックが高いのが特徴です。
以下点はティモSも特徴になります。
ティモSはゆったり乗れるフレーム設計で男性向け電動自転車
ティモSの最大の特徴ともいえるのが独自のフレーム設計です。
フレームのシートチューブ部分が長く設計されており適正身長が高いのが特徴です。
一般的にフレームサイズを測定する時に利用されるシートチューブが長く設計されています。
このシートチューブの長さが長いと適正身長が高くなります。
クロスバイクやロードバイクなどはこのシートチューブの長さを参考に適正身長を提示することが多く、ティモSの場合適正身長が150cm以上となっています。
ママチャリ型電動自転車の場合、タイヤインチサイズから適正身長を決めることが多いですが、独自のフレーム形状で背の高い学生が乘れるように設計されています。
パナソニックのカルパワードライブユニット
カルパワードライブユニットはパナソニックの軽量化されたドライブユニットです。
カルパワードライブユニットは軽さがうりのドライブユニットで2022年モデル以前よりも900gも軽くなっています。
走り始めはややゆったりしているパナソニックのドライブユニットですが、軽量化されていることにより補うことができ快適な走りだしができます。
通学に最適なワイドバスケット
通学に適した電動自転車になるようにティモSのカゴは大きめに設計されています。
通学用バックがはいるように横幅が広く設計されており、おしゃれなつくりになっています。
パナソニックならではの16.0Ahの大型バッテリー
パナソニックのティモSは16.0Ahと大型バッテリーを搭載しています。
そのため、一度の充電で走行できる距離がロングモードで107kmと非常に長いです。
走行距離が100kmを超える電動自転車は少なく、長く走れるのが特徴だと言っても過言ではありません。
また、16.0Ahという大きさのバッテリーはパナソニックだけではなく、大手電動自転車メーカーのヤマハやブリヂストンを含めた中でも最も大きなバッテリーとなっており、バッテリーに強いパナソニックの独自の機能だといえます。
ティモSは通学だけではなく通勤にも使える
ティモSは通学用電動自転車として販売されていますが、通勤用電動自転車としても活用できると思います。
カルパワ―ドライブユニットやビジネスバッグが入る大容量の前かごなど利用しやすいと思います。
また、16.0Ahと大型バッテリーを搭載することにより忙しいビジネスマンの充電の回数を減らすことができ、ロングモードで約107kmに1回の充電で済むようになっています。
ティモSと比較されやすいパナソニックの電動自転車
パナソニックの電動自転車シリーズのティモですが、その中でフレームが長く適正身長が高い男性でも乗りやすい電動自転車がティモSです。
ティモシリーズは、長距離走れることが特徴でカルパワードライブユニットが軽量化の役に立っている特徴があります。
そのほか、以下ティモシリーズはそれぞれの特徴とティモSとの違いです。
ティモDXとティモSの違いを比較
ティモDXは内装5段変速ギアを搭載した通学用電動自転車です。
内装5段変速ギアを搭載することで細かい変速ギアの切り替えができるため、走りやすくなります。
ただし、ティモSと比較すると重量が2.6kgティモDXのほうが重く、伴い一度の充電で走行できる距離が75kmとやや短くなっています。
より快適にスポーティに乗りたいという方にはティモDXはおすすめです。
ティモAとティモSの違いを比較
ティモAは女子高校生などをターゲットにした比較的女性向けの通学用電動自転車です。
特徴としては、適正身長が141cmとティモSの150cmよりも9cm小さく設計されています。
また、前かごが藤風かごというデザインのカゴになっており、鋲がついているテリーサドルとあわせることでより女性らしいデザインの電動自転車となっています。
ティモSが男性向けに対し、ティモAは女性向けというわかりやすい違いがあります。
ティモLとティモSの違いを比較
ティモLはティモシリーズの中で最もママチャリタイプの電動自転車です。
ティモシリーズの中で唯一セミアップハンドルというハンドルが手前に曲がっているタイプのハンドルを採用しています。
また、フレーム形状もU字型低床フレームで自転車をまたぐ部分が地面に近くまたぎやすい設計になっています。
そのため、ティモSよりも通学だけではなく毎日の買い物などにも利用しやすいく、通学でも重い荷物をかごにいれて通学するのに向いています。
藤風カゴやテリーサドルのデザインからも女性向け電動自転車だといえ、ティモLはティモSと最も相反するティモシリーズだといえます。
ティモSと比較されやすいヤマハ、ブリヂストンの電動自転車
ティモSの購入を検討する場合、パナソニックの電動自転車以外でも比較することがあると思います。
以下電動自転車はパナソニック以外でよく比較される電動自転車です。
ヤマハ PAS CITY-SP5とティモSの違いを比較
ヤマハのPAS CITY-SP5は通勤通学に適した電動自転車です。
特徴としては、ティモSのタイヤサイズが26インチに対し、ヤマハのPAS CITY-SP5は27インチと一回り大きいです。
タイヤが大きい分適正身長も高く154cm以上が適正身長となっています。
より男性向けの通勤通学用電動自転車だといえ、背の高い方でも乗りやすい自転車だといえます。
また、ティモSが内装3段変速ギアに対し、ヤマハのPAS CITY-SP5は内装5段変速ギアとより細かいギア調節が可能です。
そのため、走りにこだわる方にもおすすめの電動自転車です。
ブリヂストン アルベルトeとティモSの違いを比較
ブリヂストンのアルベルトeはブリヂストンを代表する電動自転車です。
特徴としては、両輪駆動、走りながら自動充電、モーターブレーキ機能などブリヂストン特有の機能が搭載されています。
ブリヂストンのアルベルトeは前輪にアシスト機能が搭載されており、前輪はアシスト機能、後輪はペダルの力という意味合いで両輪駆動となっています。
また、走りながら自動充電機能が搭載されているため、一度の充電で走行できる距離が200kmと非常に長いです。
ティモSも一度の充電で走行できる距離が107kmと長い車種ですが、走りながら自動充電機能が搭載されているおかげで2倍近い走行距離が確保できるのが、ブリヂストンのアルベルトeの特徴です。
また、ブリヂストンのアルベルトeとティモSの違いとしては、ブリヂストンのアルベルトeは27インチ、26インチの両方のインチサイズが発売されており、変速ギアも内装5段変速ギアと内装3段変速ギアがあります。
機能面が非常に優れているのが、ブリヂストンのアルベルトeのため、長距離を走りたい方やブリヂストンの機能の恩恵を受けたいかたにおすすめです。
アルベルトeについては「ブリヂストン アルベルトe S型L型の違いや高い機能性の紹介 他の電動自転車との比較など」に詳しい解説をしています。
パナソニック ティモSの特徴 男性向け通学用電動自転車の代表格 他車種との違いや比較のまとめ
パナソニックのティモSは通学向け電動自転車です。
特徴としては、フレームサイズが大きく設計されていることにより適正身長が150cm以上と男性の通学向けに適している電動自転車だといえます。
そのほか、パナソニック独自のカルパワードライブユニットや16.0Ahの大型バッテリーなどが特徴的です。
ティモSは通学だけではなく、通勤にも利用できると考えています。
ティモSと比較されやすいパナソニックの電動自転車はティモシリーズですが、最も近いのはティモDXです。その他、女性向けティモAやティモLなどもあります。
パナソニック以外の電動自転車で比較されやすいのはヤマハのPAS CITY-SP5やブリヂストンのアルベルトeなどは比較されやすい電動自転車です。
これら点をおさえてパナソニックのティモSの購入を検討してみてくださいね。