フル電動自転車やモペットとは 電動自転車との違いや見分け方や選び方 公道で走るための方法など

フル電動自転車やモペットとは 電動自転車との違いや見分け方や選び方 公道で走るための方法など

電動自転車に似ている車種でモペットと呼ばれる自転車があります。

フル電動自転車とも呼ばれ公道ではそのままでは乗れないもののインターネット通販を中心に人気のある自転車です。

今回は、フル電動自転車やモペットの選び方は公道で乗るための方法などを解説したいと思います。

目次

フル電動自転車、モペットの選び方

フル電動自転車やモペットと呼ばれる自転車は、電動自転車とは異なり公道で乗ることができないものの機能性が優れた自転車です。

電動自転車よりもアシスト機能が強かったり、自走したりするため、原付バイクと同じ取り扱いになります。

しかしながら、工場や私有地、イベント会場などでは乗ることができ機能性が高いため、重宝される自転車です。

フル電動自転車やモペットを購入する時には以下の点に注意して購入を検討すると失敗しにくいと思います。

公道で乗るのであればフル電動自転車やモペットではなく電動自転車がおすすめ

フル電動自転車やモペットは公道では基本的に走ることができません。

公道で走るためにはウインカーを付けるなどの整備が必要です。

そのため、公道で乗る可能性がある場合、フル電動自転車やモペットではなく、一般的な電動自転車を購入することをおすすめします。

フル電動自転車やモペットのバッテリー容量と価格比較する

フル電動自転車やモペットを購入する場合、選び方としては、バッテリー容量と価格を比較すると失敗しにくいといえます。

フル電動自転車やモペットなど電動自転車のバッテリーはリチウムイオン電池を採用しており、バッテリーの価格が大きなウエイトを占めています。

そのため、バッテリーの容量が大きい車種ほど価格が高い傾向にあります。

長時間バッテリー充電ができず乗る場合などバッテリー容量が大きい車種や一度の充電で走行できる走行距離が長いフル電動自転車やモペットがおすすめです。

フル電動自転車やモペットを中古で買うときはバッテリーの劣化具合を確認してから購入する

フル電動自転車やモペットのバッテリーはリチウムイオンバッテリーです。

スマホと同じバッテリーの種類です。

そのため、充電を繰り返すことでバッテリーは劣化していき、一度の充電で走行できる走行距離が短くなってきます。

バッテリーの品質によりますが、数百回バッテリーの充電を繰り返すと劣化が顕著になります。

中古でもフル電動自転車やモペットが販売されていますが、購入の検討を行う場合、劣化具合を確認してから購入することをおすすめします。

フル電動自転車やモペットが完全組み立ててではない場合、組み立ての費用を換算する

フル電動自転車やモペットをインターネット通販で購入する場合、完全組み立ての車種か確認してから購入しましょう。

届いてからすぐに乗れる場合、「100%組み立て」や「完全組み立て」という表記があります。

一方、届いてから購入者によって組み立てが必要な場合、「90%組み立て」などの表記があります。

フル電動自転車やモペットは、普通の自転車や電動自転車よりも機能性が高く、スピードが出やすい車種が多いです。

また、公道でそのままでは乗れないため、運転ルールも曖昧なまま私有地で乗ることが多いと思います。

ブレーキや変速ギアなどは特に調整が難しく、事故の原因にもなりやすいです。

加害者にもなりやすく、保険もききにくい車種のため、乗る前の整備に関しては慎重に最寄りの自転車店に相談するなど対応してからフル電動自転車やモペットに乗るようにしましょう。

フル電動自転車、モペットと電動自転車の購入時の見分け方

フル電動自転車、モペットと電動自転車の購入時の見分け方としては、機能面で明確です。

一般的な電動自転車の場合、止まったままアシスト機能だけで自走はできず、時速24kmまでアシスト機能が有効です。

アシスト機能は、こぎだしから時速10kmまでは人の力が1に対し、アシスト機能は2の力まで出すことができます。

時速10kmを超えるとアシスト割合が徐々に減っていき、時速24kmに達するとアシスト機能はゼロになります。

この条件を超える場合、フル電動自転車やモペットと呼ばれる車種に分類されます。

また、フル電動自転車やモペットにはバイクのようにアクセルがついている車種もあります。

フル電動自転車やモペットはインターネット通販で購入する場合、「公道では走行できません」「この車種は、フル電動自転車やモペットです」などの表記があります。

しかしながら、表記が小さいページなども多々あり、わかりにくいのが現状です。

そのため、電動自転車を購入する前にはフル電動自転車やモペットではないという点を必ず確認してから購入するようにしましょう。

フル電動自転車、モペットに乗って、公道で走るために必要なこと

フル電動自転車やモペットを公道で走るためには、そのままでは走ることができません。

以下の点に注意しましょう。

原付バイクと同じ整備や手続きが必要

フル電動自転車やモペットは整備上、原付バイクと同じ扱いになります。

そのため、以下点が必要になります。

フル電動自転車やモペットにのるためにはウインカーなどの必要装備を整備

フル電動自転車やモペットを公道で乗るためには、フル電動自転車やモペット自体を公道で乗るために整備が必要です。

必要な項目としては、ブレーキ、警音器、前照灯、ブレーキランプ、テールランプ、スピードメーター、リアミラー、ウインカー、ナンバープレート取り付け版、ナンバープレート照明灯、リフレクターなどです。

これらは車種によっては、一部ついていますが、多くのパーツが後付けで設置する必要があります。

物理的に取り付けができないものなども車種によってはあるため、公道で走るためには相当仕切りが高いといえます。

また、これらを整備した後、ナンバープレートの取得も必要となります。

運転免許証や自賠責保険が必要

フル電動自転車やモペットを公道で乗るためには上記の整備だけではなく、原付の運転免許証や自賠責保険が必要になります。

道路交通法は原付バイクと同ルールになる

フル電動自転車やモペットを整備し、運転免許証や自賠責保険の準備が完了したら公道で乗ることができます。

この場合、原付バイクと同等のルールでフル電動自転車やモペットの運転を行うこととなります。

バレるバレない、取り締まり有無ではなく、フル電動自転車やモペットはそのままでは公道では走れない

フル電動自転車やモペットに乗る場合、バレるバレない、取り締まりの有無ではなく、フル電動自転車やモペットは公道で走行ができません。

取り締まりの警察につかまらなければよいではなく、上記準備が済んでいない場合は公道ではしることは控えましょう。

おすすめのフル電動自転車、モペット

フル電動自転車やモペットの人気のある車種です。

全体的には、格安の折りたたみ自転車が人気ですが、特徴的な自転車もあり目的に応じて選ぶ選択肢が増えてきているといえます。

ボニータ20 20インチのフル電動自転車やモペット

20インチのフル電動自転車やモペットです。

最高速度24km/hとあるため、電動自転車と同じような仕組みですが、フル電動自転車やモペットタイプになります。

SMART-PLUS-B 14インチのフル電動自転車やモペット

14インチのフル電動自転車やモペットです。

リミッターを解除すると25km/hまでアシスト機能が働きます。

バッテリーが12Ahと大型バッテリーを搭載しているにも関わらず価格が安くコストパフォーマンスが高い印象があります。

wzled-20inch03 15Ahのフル電動自転車やモペット

15Ah500wと非常に優れたフル電動自転車やモペットです。

最大時速40kmまでアシスト機能が働きます。

フル電動モードが搭載されており、バイクのように乗ることもできます。

16czxcnew 16インチのフル電動自転車やモペット

16インチのフル電動自転車やモペットです。

フル電動モードが搭載されており、バイクのように乗ることができます。

専用かごが別途ついているフル電動自転車やモペットです。

E-BIKE24 24インチのフル電動自転車やモペット

24インチのママチャリタイプのフル電動自転車やモペットです。

一見ママチャリのような見た目ですが、フル電動自転車やモペットです。

フル電動自転車やモペットとは 電動自転車との違いや見分け方や選び方 公道で走るための方法などのまとめ

フル電動自転車やモペットは公道ではそのままでは走ることができない自転車です。

公道でははしることはできませんが、私有地や工場などでは走ることができるため、大規模施設などで人気があります。

公道で走るのであれば一般的な電動自転車がおすすめですが、フル電動自転車やモペットは最大スピードが日本の電動自転車の法律を超える時速24km以上の車種やバイクのようにペダルをこがなくても進むフル電動自転車やモペットもあります。

購入のポイントとしては、バッテリー容量と価格を比較するとコストパフォーマンスが高いフル電動自転車やモペットが見つかると思います。

中古で購入する場合、バッテリーの劣化具合を確認してから購入しましょう。

また、多くのフル電動自転車やモペットでは完全組み立てではなく、90%組み立ての車種が多いため、整備を専門家に依頼するなり準備が必要です。

フル電動自転車やモペットはインターネット通販で人気があり、「公道では走行できません」「この車種は、フル電動自転車やモペットです」などの表記があるため、見分けがつきますが、表記が小さいこともあり一般的な電動自転車を探している場合注意が必要です。

フル電動自転車やモペットを公道で走らせるためには、原付バイクと同じようにウインカーなどを整備し、運転免許証、自賠責保険などの準備も必要です。

また、ヘルメットをかぶるなり道路交通法を守る必要があります。

バレるバレないではなく、フル電動自転車やモペットを整備なしで公道を走ることは避けましょう。

これらポイントに注意して、フル電動自転車やモペットを探してみてくださいね。

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