
通勤通学で快適な電動自転車を探している場合、ヤマハのPAS Braceの購入を検討することがあると思います。
PAS Braceは長距離も走れる通勤通学に最適な街乗り電動自転車です。
今回はヤマハPAS Braceについて詳しく解説したいと思います。
ヤマハの電動自転車については「ヤマハの電動自転車を詳しく解説 車種の違いやパナソニック、ブリヂストンとの比較も」に詳しい解説をしています。
メーカー | 車種名 | タイヤインチ | 重量 | 最大距離目安 | バッテリー | 適正身長 |
ヤマハ | PAS Brace | 26インチ | 23.0kg | 91km | 15.4Ah | 156cm以上 |
ヤマハPAS Braceの基本仕様
ヤマハPAS Braceはヤマハの通勤通学用でかつスピードを出して乗れるような仕様の電動自転車です。
PAS Braceと書いて「パスブレイス」と読みます。
基本仕様としては、26インチ、内装8段変速ギア、適応身長156cm以上、総重量23.0kgの電動自転車です。
バッテリー容量は15.6Ah、一度の充電で走行できる距離はオートエコモードプラスで91km走ります。
基本仕様で特徴的なのは適正身長が156cm以上と高いことと、内装8段変速ギアを搭載している点です。
ヤマハPAS Braceの特徴
ヤマハPAS Braceはスピードを出して走ることを前提に設計された電動自転車です。
eバイクとも呼ばれる部類に入り、シティサイクルとクロスバイクの中間のような立ち位置です。
PAS Braceは全体的に優れたスペックになっています。
具体的な特徴としては、以下の通りです。
PAS Brace走るための各種パーツ
PAS Braceの魅力としては、快適に走るためにクロスバイクのような優れた仕様になっている点です。
内装8段変速ギア
PAS Braceの変速ギアは内装8段変速ギアです。
電動自転車で一般的に売られている車種は内装3段変速ギアが多く8段変速ギアはヤマハではPAS Braceのみ、パナソニックではジェッターのみ、ブリヂストンではリアルストリームのみと各社1車種のみの力の入れようです。
スポーツ型電動自転車の中でも大衆車としては、グレードが高く、特に外装ギアではなく、内装ギアはよりグレードが高いといえます。
フロントサスペンション
PAS Braceはフロントサスペンションを導入しています。
通勤通学で走っていると普通の道路でも細かい凹凸があり、スピードを出していると衝撃が大きくなります。
それをフロントサスペンションが衝撃を吸収してくれるので安全かつ快適に運転ができます。
ディスクブレーキ&Vブレーキ
ブレーキが制動力が高いディスクブレーキとVブレーキを採用しています。
これらブレーキはクロスバイクなどで利用されるブレーキでスピードを出してはしっていても制動力が高くとまりやすいブレーキです。
セミスリックタイヤ
スポーツ用自転車などに利用されることが多いセミスリックタイヤをPAS Braceは利用しています。
グリップ力が高いのが特徴的なタイヤです。
スポーティサドル
電動自転車のサドルは比較的厚めで吸収性高いサドルが多い中、PAS Braceはスポーティなサドルを採用しておいます。
15.4Ahの大型バッテリー
PAS Braceのバッテリーサイズは15.4Ahです。
15.4Ahはヤマハのバッテリーの中では最も大きいバッテリーです。
そのため、PAS Braceでは一度の充電で走行できる距離がオートエコモードプラスで91km走ることができます。
通勤通学だけではなく、ツーリングなどにも利用できるPAS Braceのため、長距離のツーリングにも耐えうるバッテリーだといえます。
適正身長が156cmと男性向け
PAS Braceは適正身長が高いのが特徴です。
ヤマハの電動自転車の中では最も高く男性向けの車種だといえます。
ヤマハに限らず、パナソニック、ブリヂストンを含めた電動自転車の中でも適正身長が高いです。
180cmを超えても余裕をもって乗ることができる電動自転車だといえます。
別売りで設置できるオプションも豊富
PAS Braceはツーリングだけではなく、通勤通学に向いている電動自転車でもあるため、通勤通学に向いているオプションカスタマイズアイテムも多数あります。
PAS Brace専用の前かご
PAS Braceは別途前かごを設置することが可能です。
ヤマハの純正カスタマイズの場合、B5サイズのビジネスバッグが入る前かごです。
なお、前かごを付ける場合は前キャリアの設置が必須で両方の購入が必要になります。
泥除け
度よろけは通勤通学でPAS Braceを利用するのであれば取り付けをおすすめします。
一般的な舗装されている道路でも泥除けがついていないと泥や土埃の跳ね返りがあり、スーツや制服、洋服などを汚してしまいます。
特に後輪からの跳ねは泥除けがないとひどく、背中が汚れてしまう可能性があるので、PAS Braceを通勤通学で利用する場合、泥除けカスタムを行いましょう。
後ろキャリア
PAS Braceで荷物を多く運ぶ場合、後ろキャリアの設置も可能です。
後ろキャリアを設置し、その後後ろカゴを設置することで多くの荷物を入れることができます。
なお、PAS Brace専用の後ろキャリアでキャリアクラス18(最大積載重量18kgまで)のため、チャイルドシートの設置はできません。