ママチャリの購入検討している方でできる限り軽量化されたママチャリを探しているという方やすでに購入済みのママチャリを軽量化させたいという方も多いと思います。
今回は軽いママチャリやママチャリを軽くさせるための方法について詳しく解説したいと思います。
軽いママチャリは何キロくらいか
ママチャリを購入する時に何キロくらいのママチャリであれば軽いのだろうと考えると思います。
軽いママチャリはこぎやすく楽です。
楽天市場の2022年11月28日~12月4日のシティサイクル部門ランキングのうち上位20車種の重量の平均値は17.75kgでした。
ママチャリの重量の平均値が17.75kgですが、ランキング上位のママチャリの場合、あまり重量さがなく軽い車種で17.0kg、重いママチャリで18.6kgと1.6kgの差しかありませんでした。
ランキング上位のようなママチャリは比較的低価格の車種が多いため、軽量化を目指している車種ではないと考えられます。
そのため、17.0kg~18.6kgと同じような重さのママチャリが多いといえます。
しかしながら、17.75kgという重さを軽量化されたママチャリ選びのための一つの基準として考えてみるとよいかもしれません。
なお、ロードバイクのスポーツバイクでは10kgを切るような軽い自転車も多いです。
また、折りたたみ自転車やミニベロといった小径車も重量は軽く、ママチャリに軽さを求めるならこれら車種もよいかもしれません。
ママチャリを軽量化させる方法は
ママチャリを軽量化される方法(改造)はいくつかあります。
ママチャリの重量の中心となるのは、フレーム本体のため、フレームを交換することはなかなか難しいですが、以下不必要なパーツを取り除くとママチャリの軽量化ができると思います。
ママチャリの改造は専門的な知識も必要な場合もあり、簡単にできないと判断した場合、町の自転車屋さんなどに依頼しましょう。
ママチャリの泥よけと取り外す
ママチャリの泥よけを取り外すというのは軽量化の改造としておすすめだと思います。
泥よけは前後のタイヤについていますが、なくても自転車としてはなりたちます。
実際にクロスバイクやロードバイクなどのスポーツ自転車には泥除けはついていないです。
そのためママチャリの軽量化を目指すためには泥除けを取るのは方法の一つです。
泥除けをとることのデメリットとしては、泥除けは名前の通り、タイヤから飛び跳ねる泥を防ぐためにあります。 そのため、軽量化を行いたいばかりに泥除けを取り外して、水たまりなどを走ると洋服が泥はねで汚れてしまうので注意が必要です。
ママチャリのチェーンカバーを取り外す
ママチャリの軽量化のためにはチェーンカバーを取り外すことも改造としておすすめです。
チェーンカバーはチェーンを外側についているカバーで泥はねやズボンの巻き込みを防ぐために設置されています。
チェーンカバーの取り外しは簡単でドライバー1本で行うことができます。 ママチャリの軽量化を行うための簡単にできる改造だといえます。
ママチャリのカゴや前後のキャリアを取り外す
ママチャリの軽量化も簡単にできる方法としては、カゴを取り外す改造です。
特に前かごは簡単に取り外しができるものも多く、軽量化ができます。
また、ママチャリのカゴを取り外すことで軽量化ができるだけではなく、デザインもスタイリッシュにかっこよくなることが多いです。
また、前カゴを取り外した後に前キャリアが残りますが、これも取り外すことで軽量化ができます。
後ろキャリアがついているママチャリに関しても同じく軽量化を目指すのであれば取り外すのも方法です。
ただし、シティサイクル型のママチャリの場合、最初から後ろキャリアはついていないことが多いです。
ママチャリのスタンドを取り外す
ママチャリの軽量化の方法としては、スタンドを取り外すというのも方法です。
クロスバイクやロードバイクはスタンドがついていないことも多く、軽量化されています。
ママチャリの場合、軽快車は両立スタンド、シティサイクルは1本スタンドがついていることが多いです。
軽量化の理想としては、スタンドを取り外してしまうことですが、実用性を考えると軽量化したうえで、軽快車のスタンドを両立スタンドから1本スタンドに切り替えることで軽量化ができると思います。
軽量化されたママチャリの特徴
軽量化されたママチャリを新規で購入する場合、以下などのポイントに注意してママチャリを選ぶことで軽量化されているママチャリを選ぶことができると思います。
軽快車よりもシティサイクルのほうが軽量化されている
ママチャリは大きく分けると2種類に分けることができます。
軽快車とシティサイクルです。
重量でいうと軽快車よりもシティサイクルのほうが軽く、軽量化されています。
軽快車とシティサイクルは同じママチャリで語られることが多いですが、車種が異なります。
軽快車は、ハンドルが手前に曲がっているセミアップハンドル、後ろキャリアあり、両立スタンドが一般的です。
一方、シティサイクルは、ハンドルがまっすぐなオールラウンダーハンドル、後ろキャリアはなし、1本スタンドが多いです。
後ろキャリアやスタンドのタイプからママチャリの中でもシティサイクルタイプが軽量です。
ただし、注意したい点としては、筋肉量が少ない女性やシニアの方が軽いママチャリを探しているという場合は、軽量なシティサイクルタイプよりも軽快車のほうがおすすめです。理由としては、軽快車はハンドルが手前に曲がっているため、背中が起き上がり運転が安定します。
シティサイクルの場合、オールラウンダーハンドルがやや運転手を前傾姿勢にするため、運転の安定感よりもスピード感を重視したタイプのママチャリになります。
そのため、軽さだけではなく、総合的にママチャリを選ぶことをおすすめします。
アルミフレームのママチャリは軽量化されている
軽量なママチャリはフレームはスチールではなく、アルミスチールを採用している車種が多いです。
アルミフレームはクロスバイクなどのスポーツ自転車でも利用されることが多く、比較的自転車のフレーム素材の中では軽量です。
多くのママチャリがハイテンスチールという鉄の合金を利用していることが多いです。
コストが安く強度が高いのですが、重量はやや重いです。
一方アルミスチールはコストはやや高くなりますが、軽さではハイテンスチールよりも優れています。
そのため、軽量なママチャリを探している方はアルミスチールのママチャリがおすすめです。
24インチのママチャリは軽量なことが多い
軽量なママチャリの特徴は、タイヤインチサイズを気にすると軽いママチャリに出会えるかもしれません。
具体的には、一般的なママチャリは26インチと27インチがあります。
しかしながら、一部インターネット通販などでは、24インチの大人向けママチャリが発売されています。
24インチのママチャリは全体的に小さいため、軽量です。
背の小さな女性やシニアの方が軽量なママチャリを探しているということであれば24インチの大人用ママチャリもおすすめだと思います。
実店舗よりもインターネット通販が重量がわかりやすい
軽量なママチャリを探す場合、実店舗よりもインターネット通販でママチャリを探すのがおすすめです。
理由としては、ママチャリの重さは同じスペックであればあまり重量に差がありません。
また、実店舗の自転車店もポップに重量を掲載していることは少ないです。
軽量なママチャリを探しているのに実店舗に訪問してもどのママチャリが軽いのかがよくわからない場合があります。
一方、インターネット通販の場合、ほとんどのママチャリで重量が掲載されています。
小数点以下が掲載されていない店舗もあり、真偽は曖昧な店舗もありますが、実店舗よりも一目瞭然です。
軽量なママチャリを探している場合、インターネット通販で探すのがおすすめです。
おすすめな軽量なママチャリ
新しく軽量なママチャリを探して購入する場合、以下の車種が代表的な軽量ママチャリでおすすめです。
アルミーユ ブリヂストンの代表的なアルミでできた軽量ママチャリ
アルミーユはブリヂストンが発売している軽量化されたママチャリです。
フレームがアルミでできており、26インチでも16.9kgと軽量です。
アルミでできている自転車パーツはフレームだけではなく、ブレーキレバー、泥除け、ハンドルバーなど多くのパーツがアルミでできています。
また、ターゲットを女性やシニアの方にしぼっているため、フレームがまたぎやすい低床フレームになっていたり、デザインも女性を意識したデザインになっています。
軽量なママチャリを探しているという方にはまずアルミーユを検討してみるのがおすすめです。
クオーツ エクセル アルファ 老舗自転車メーカーミヤタの軽量にこだわったママチャリ
重量は12.1kgとママチャリとしては圧倒的な軽さです。
軽さにこだわりアルミフレームを採用しているだけではなく、余計な自転車パーツは取り除き、カゴやキャリアはついていません。
しなしながら、ママチャリとして必要な泥除けがついているなど必要な機能は残して軽量化しています。
シティサイクルとクロスバイクの中間のような自転車に近いかもしれませんが、こだわりのミヤタがつくりだした優れた自転車だと思います。
軽量なママチャリ 軽量なママチャリの選び方とママチャリを改造して軽量化する方法
軽量なママチャリは何キロから軽量化というのはいいにくいですが、インターネット通販で売れているママチャリの平均的な重量は17.75kgでした。
ママチャリを軽くする方法としては、泥除けやチェーンカバー、カゴやキャリア、スタンドなどを取り外すことです。
簡単に取り外しできる自転車パーツは試してみると軽量化された実感がわくと思います。
軽量なママチャリを買う場合、ポイントとしては、軽快車タイプよりシティサイクルタイプを選ぶことやアルミフレームを選ぶこと、24インチのママチャリを選ぶことが方法です。
また、インターネット通販では具体的な重量が掲載されているため、軽量なママチャリがわかりやすいです。
自転車メーカーとしては、ミヤタやブリヂストンが軽量なママチャリを発売しています。
これら点を考慮して、軽量なママチャリの購入やママチャリを軽量化するための改造の参考にしてみてくださいね。