パナソニック ギュットアニーズDX チャイルドシートの特徴や後付けカスタム、人気カラーの紹介、他電動自転車との違いなど

パナソニックの電動自転車の購入検討をするとギュットシリーズがあり、その中で比較的低価格で販売されているのがギュットアニーズDXです。

ギュットアニーズDXはパナソニックの歴史あるチャイルドシート付き電動自転車でロングセラー自転車です。

今回はギュットアニーズDXについて詳しく解説したいと思います。

パナソニックの電動自転車については「パナソニックの電動自転車の魅力 バッテリーの診断方法やおすすめの車種なども紹介」に詳しい解説をしています。

目次

ギュットアニーズDXについて

メーカー車種名タイヤインチ重量最大距離目安バッテリー適正身長
パナソニックギュット・アニーズ・DX20インチ34.4kg80km16.0Ah142cm以上

パナソニックのギュットアニーズDXはロングセラーモデルのチャイルドシート付き電動自転車です。

ギュットアニーズDXとギュットアニーズDX26がある

ギュットアニーズには「ギュットアニーズDX」と「ギュットアニーズDX26」があります。

この記事ではギュットアニーズDXについて記載しています。

ギュットアニーズDX26については「パナソニック ギュット・アニーズ・DX・26」に詳しい情報を掲載しているのでそちらを読んでください。

ギュットアニーズDXの基本仕様

ギュットアニーズDXは後ろにチャイルドシートがついているタイプのチャイルドシート付き電動自転車です。

20インチ、内装3段変速ギア、34.4kgの重量です。

チャイルドシートがついている電動自転車の平均重量が32.3kgのため、1.1kgほど平均より重いことになります。

バッテリー容量は電動自転車としては大きい16.0Ahで一度の充電で走行できる距離はロングモードで80kmです。

適正身長はお子さん1人の時は142cm、お子さんが2人乗せて3人乗りする場合155cm以上が適正身長になります。

ギュットアニーズDXの特徴

ギュットアニーズDXはロングセラーモデルだけあり、完成度の高い電動自転車だといえます。

プレミアムリアチャイルドシート

プレミアムリアチャイルドシートはパナソニックが以前から販売していたチャイルドシートです。

安全性の高い巻き取り式シートベルトがついており、車のシートベルトのようにベルトをとめることができます。

5点止めベルトや肩パットがあるため、安全性に考慮されています。

また、背面ポケットがついているため、ちょっとした荷物を入れることができます。

背面ポケットは実際利用すると地味にうれしいポケットで実用性が考えられていると思います。

3人乗り可能な後付け前チャイルドシート

ギュットアニーズDXは3人乗りが可能な電動自転車です。

標準では後ろのチャイルドシートしかついていませんが、後付けで前チャイルドシートを設置することで3人乗り可能です。

カスタム性は高く、好きなチャイルドシートを付けることができるため、お子さんの成長に合わせたチャイルドシートを選ぶとよいでしょう。

なお、一般的な前チャイルドシートは1歳から4歳未満まで、後ろチャイルドシートは小学校就学までとなっているため、お子さんの年齢に合わせて計画的にチャイルドシートを購入することをおすすめします。

デザインがおしゃれ

ギュットアニーズDXはパナソニックの代表的なロングセラーモデルです。

人気の理由としては、機能性、価格のバランスがよいほか、デザイン性の高さも人気の理由だと思います。

ワイヤ―内蔵アルミフレーム

一般的な自転車ではワイヤーが外に出ていますが、ギュットアニーズDXはワイヤーがフレームの中に内蔵されており、すっきりとしたデザインになっています。

5色の人気カラー展開

ギュットアニーズDXは現在5色展開でどれも人気のカラーとなっています。

現在販売されているカラーバリエーションはマットジェットブラック、ホワイトグレー、マットリエールメタリック、マットフォースブラウン、マットシャインネイビーです。

どの色も落ち着きがある色で明るめの色展開はありません。

スタピタ2Sや放熱フィン付ローラーブレーキがついている

ギュットアニーズDXはロングセラーモデルですが、年々改良がされており、有効な機能が追加され続けています。

例えばスタピタ2Sは荷物やお子さんの乗り降りが楽になるハンドルを固定する機能です。

また、放熱フィン付きローラーブレーキはブレーキの性能がアップされるブレーキです。

これら機能は新しい機能で年々グレードは上がっています。

チャイルドシート付き電動自転車としては、大手電動自転車メーカーでは最安値

パナソニックのギュットアニーズDXは大手電動自転車メーカーのパナソニック、ヤマハ、ブリヂストンの中で最安値のチャイルドシート付き電動自転車です。(2023年モデル時点)

価格の安さも人気の理由だといえます。

ギュットアニーズDXを購入する時に注意すること

ギュットアニーズDXは人気のある電動自転車ですが、購入する時に注意する点もいくつかあります。

ギュットシリーズだがカルパワードライブユニットがついていない

パナソニックの電動自転車のウリとしては、カルパワードライブユニットというドライブユニットがあります。

従来のドライブユニットよりも軽く機能性も高くなっているドライブユニットです。

パナソニックの多くの電動自転車にカルパワードライブユニットが搭載されていますが、ギュットアニーズDXにはカルパワードライブユニットは搭載されていません。

そのため、ギュットアニーズDXの重量は平均よりやや重い34.4kgとなっています。

ギュットシリーズで一度の充電で走行できる距離は一番短い

ギュットアニーズDXのバッテリー容量は16.0Ahとパナソニックの電動自転車の中で最も大きいバッテリーを搭載しています。

しかしながら、パナソニックの他の電動自転車シリーズのギュットクルームには、カルパワードライブユニットが搭載されていることなどから、ギュットアニーズDXは一度の充電で走行できる距離が一番短いです。

とはいえ、一度の充電で走行できる距離は80kmあるので十分走りますが、子育て中の場合、バッテリーを自転車から取り外し充電するという作業はやや手間であり、他の電動自転車と比較すると充電回数が増えることは否めないです。

ギュットアニーズDXと比較されやすい電動自転車

パナソニックの電動自転車のうち、ギュットアニーズDXと比較されやすい電動自転車は以下の車種などです。

購入時に違いがわかりにくいところもあるため、違いを把握することで購入前に選択しやすくなるでしょう。

ギュットクルームRDXとギュットアニーズDXの違いを比較

メーカー車種名タイヤインチ重量一度の充電で走行できる最大距離目安バッテリー適正身長
パナソニックギュットクルームRDX20インチ31.9kg86km16.0Ah142cm以上

ギュットクルームRDXとギュットアニーズDXは最も比較されやすいパナソニックの電動自転車です。

ギュットクルームRDXとギュットアニーズDXの違いで最も分かりやすいのはチャイルドシートの違いです。

ギュットクルームRDXのチャイルドシートはベビー用品のコンビ社と共同開発したクルームリヤシートという名前のチャイルドシートです。

一方ギュットアニーズDXはプレミアムリアチャイルドシートという以前からあるパナソニックのチャイルドシートになっています。

グレードとしては、クルームリヤシートのほうが高いといえます。

そのほかの違いとしては、カルパワードライブユニットがギュットクルームRDXには搭載されており、最新のドライブユニットが搭載されています。 価格差は数千円ですが、予算に応じて選ぶのが無難だと思います。

ギュットクルームRDXについては「パナソニック ギュットクルームRDXについて EXやDXとの違い、電動自転車ごとの価格差比較など」により詳しい解説をしています。

ギュットアニーズDX26とギュットアニーズDXの違いを比較

メーカー車種名タイヤインチ重量一度の充電で走行できる最大距離目安バッテリー適正身長
パナソニックギュットアニーズDX2626インチ34.5kg96km16.0Ah146cm以上

ギュットアニーズDX26は同じギュットアニーズDXシリーズですが、タイヤインチサイズが26インチと大きい電動自転車です。

タイヤインチサイズが大きいと走るときの安定性はかけますが、スピードが出しやすく、お子さんがチャイルドシートを卒業した後にも普通のママチャリ型電動自転車として利用ができる仕様となっています。

ギュットアニーズDXと比較されやすいヤマハ、ブリヂストンの電動自転車

ギュットアニーズDXの購入検討する場合、価格が比較的安い後ろにチャイルドシートが搭載されている電動自転車を他にも探すと思います。

ヤマハやブリヂストンにも同じような電動自転車があり、違いを知っておくことで選ぶ幅が生まれると思います。

ブリヂストン アシスタC STDとギュットアニーズDXの違いを比較

メーカー車種名タイヤインチ重量一度の充電で走行できる最大距離目安バッテリー適正身長
ブリヂストンアシスタC STD(スタンダード)20インチ31.5kg61km12.3Ah144cm以上

ブリヂストンのアシスタCSTDはギュットアニーズDXと同じく最安値のチャイルドシート付き電動自転車です。

機能性としては、全体的にギュットアニーズDXのほうが優れておりギュットアニーズDXのほうがおすすめです。

具体的にはバッテリー容量は、ギュットアニーズDXは16.0Ahに対し、アシスタCSTDは12.3Ah、一度の充電で走行できる距離は80kmに対し、61kmとギュットアニーズDXのほうが優れています。

また、チャイルドシートのグレードもギュットアニーズDXのほうがグレードが高いと思われ、ブリヂストンの電動自転車が欲しいということでなければギュットアニーズDXを選ぶとよいでしょう。

また、ギュットアニーズDXにはなく、ブリヂストンのアシスタCSTDを選ぶ場合、チェリーローズやグレイッシュミントなど明るい色があるのがアシスタCSTDの差別化要因だと思うので明るい色が欲しい場合、アシスタCSTDを選んでもよいかもしれません。

ヤマハ PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルとギュットアニーズDXの違いを比較

メーカー車種名タイヤインチ重量一度の充電で走行できる最大距離目安バッテリー適正身長
ヤマハPAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデル20インチ33.1kg75km15.4Ah142cm以上

ヤマハのPAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルとギュットアニーズDXもよく比較されてる電動自転車です。

PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルのメリットはヤマハの最新のドライブユニットが採用されている点や適応身長が3人乗りの場合146cmと低い身長でも乗ることができる点です。

ギュットアニーズDXのドライブユニットは最新のドライブユニットではなく、3人乗りの場合適正身長155cmとやや高めに設計されています。

バッテリー容量は15.4ahと若干小さく一度の充電で走行できる距離も若干短く75kmとなっています。

カラーバリエーションも落ち着いた色で似ており、価格差やドライブユニットの差で決めるとよいでしょう。

PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルについては「ヤマハ PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルPAS Babby un SP(パス バビー アン SP)リヤチャイルドシート標準装備モデル 人気色やカスタム方法、他の電動自転車の違いや比較についてヤマハ PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデル」により詳しい解説をしています。

パナソニック ギュットアニーズDX チャイルドシートの特徴や後付けカスタム、人気カラーの紹介、他電動自転車との違いなどのまとめ

ギュットアニーズDXはパナソニックのギュットシリーズのロングセラーモデルです。

後ろにチャイルドシートがついている電動自転車でギュットアニーズDXは「ギュットアニーズDX」と「ギュットアニーズDX26」があります。

この記事ではギュットアニーズDXについて詳しく解説しました。

ギュットアニーズDXの特徴はプレミアムリアチャイルドシートや3人乗りができる点、デザイン面などが特徴です。

また、ロングセラーモデルですが、スタピタ2Sや放熱フィン付ローラーブレーキなど年々グレードアップがされています。

価格はチャイルドシート付き電動自転車の中では安く、パナソニック以外でもヤマハ、ブリヂストンの中でも最安値です。

ギュットアニーズDXと比較されやすい電動自転車としては、ギュットアニーズDX26やギュットクルームRDXがあります。

また、パナソニック以外の電動自転車では、ブリヂストンのアシスタCSTDや、ヤマハPAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルがあげられます。

これら点を確認したうえで、ギュットアニーズDXの購入を検討してみてくださいね。

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