ヤマハPAS Kiss mini un SPの特徴 後付けリアチャイルドシート、カゴや他の電動自転車との違いなど

子供乗せ付き電動自転車の購入を検討している場合、ヤマハPAS Kiss mini un SPの購入も検討すると思います。

今回は、ヤマハPAS Kiss mini un SPについて詳しく解説したいと思います。

ヤマハの電動自転車については「ヤマハの電動自転車を詳しく解説 車種の違いやパナソニック、ブリヂストンとの比較も」に詳しい解説をしています。

目次

ヤマハ PAS Kiss mini un SPの特徴

メーカー車種名タイヤインチ重量最大距離目安バッテリー適正身長
ヤマハPAS Kiss mini un SP20インチ31.0kg78km15.4Ah142cm以上

ヤマハPAS Kiss mini un SPは「パス キッス ミニ アン スーパー」と読む、ヤマハの電動自転車では唯一の前にチャイルドシートがついているタイプの電動自転車です。

PAS Kiss mini un SPはチャイルドシートも特徴的ですが、それ以外にも特徴的な機能が搭載されており、初めてのお子さんに向いている電動自転車です。

ヤマハPAS Kiss mini un SPの基本仕様

PAS Kiss mini un SPの基本仕様としては、20インチ、内装3段変速ギア、15.4Ahの電動自転車です。

主流の20インチ、3段変速ギアの組み合わせに15.4Ahとヤマハの中では最も大きいバッテリーを搭載しており、基本仕様としては十分です。

また、子供乗せ付き電動自転車としてもお子さん2人を乗せて3人乗りも可能で、リアチャイルドシートが設置できます。

フロントチャイルドシートがグレードの高い繭型チャイルドシートが設置されているため、2人のお子さんをゆったりと快適に乗せるための電動自転車だといえます。

前チャイルドシートは繭型チャイルドシート

PAS Kiss mini un SPの最大の特徴は繭型チャイルドシートであるコクーンルームプラスです。

お子さんを包み込むような繭型のチャイルドシートで、ゆったり乗れることが特徴です。

前のチャイルドシートのため1歳から4歳未満までしか乗ることができませんが、これは他の前チャイルドシートも同様です。

前チャイルドシートは比較的小さく窮屈なことが多いですが、コクーンルームプラスは広く快適なのが特徴だといえます。

フ安生あ肩当てクッションや暑くなりにくい通気孔など細かいところまで考えられているチャイルドシートだといえます。

後ろのチャイルドシートが標準搭載されている電動自転車を購入すると2人目のお子さんが生まれると、前かごを取り外してチャイルドシートが設置できないため、運転席とハンドルの間に設置する簡易的なチャイルドシートになってしまいます。

最初からしっかりした前にチャイルドシートが設置されていると2人目のお子さんが乘っても3人で快適な自転車生活を送ることができます。

15.4Ahの大型バッテリー

ヤマハPASの子供乗せ付き電動自転車の多くが大型バッテリーを搭載しており、PAS Kiss mini un SPはヤマハ最大の15.4Ahのバッテリーになります。

一度の充電で走行できる走行距離が78kmと子供乗せ付き電動自転車の中では若干短いです。

大手電動自転車メーカーの子供乗せ付き電動自転車の平均は約90kmです。

15.4Ahは大型バッテリーですが、パナソニックの場合、最大16.0Ah、ブリヂストンは走りながら自動充電機能があるため、走行距離が長く、そのため、PAS Kiss mini un SPは平均以下になってしまっています。

ヤマハのアシストレベル最大の6の電動自転車

電動自転車の魅力はアシスト機能にあります。

モーターに強いヤマハでパワーがあるアシストレベル6の電動自転車です。

ヤマハの電動自転車全体がレスポンスよくこぎだしのパワーがあり快適さが魅力ですが、その中でもパワーがあるアシスト機能はPAS Kiss mini un SPの魅力です。

豊富なカラーバリエーション

PAS Kiss mini un SPは6色展開のカラーバリエーションが人気です。

比較的落ち着いたカラー展開なのがヤマハの特徴で、特に人気があるのがマットグレイッシュベージュやピュアパールホワイトなど明るめの色が人気です。

スマートクロックスイッチや低床フレームなどヤマハのノウハウがつまっている

ヤマハの電動自転車の中でも機能が豊富なのがPAS Kiss mini un SPです。

最新のスマートクロックスイッチやハンドルストッパーの他、安定して走行できる太めのタイヤやまたぎやすい低床フレームなどヤマハのノウハウがつまっています。

PAS Kiss mini un SPを購入する時のポイント

ヤマハのPAS Kiss mini un SPを購入する時にはポイントがあります。

以下点を抑えておきましょう。

リアチャイルドシートの後付けができるため、3人乗りに最適

PAS Kiss mini un SPの魅力は標準で前にチャイルドシートがついている点です。

そのため、後からリアチャイルドシートを設置することができお子さん2人を乗せて3人乗りが可能です。

上記でも解説していますが、標準で後ろチャイルドシートが設置されている場合、後付け前にチャイルドシートを設置できますが、ハンドルと運転席の間に設置となります。

簡易的なチャイルドシートのため、お子さんの乗り降りがしにくく、ハンドルの軸と前後がずれることが多いため、運転が安定しにくいです。

一方、PAS Kiss mini un SPであればお子さんを前かごに当たる部分に乗せることができるため、乗り降りが楽なうえ、ハンドルの軸に近いため安定して運転ができます。

ただし、前かごがないため、お子さんが2人乗っていると多くの荷物を乗せることができないデメリットがあります。

おすすめなのが、お子さんが1人の場合、後ろにカゴを設置するかお子さんが2人になる予定があればあらかじめ後ろにもチャイルドシートを設置し、カゴとして活用するというのは買い物の荷物が入り便利です。

フロントチャイルドシートの乗れる年齢

前のチャイルドシートは後ろのチャイルドシートと異なり、安定性が欠けるため、対象年齢の上限が低く設定されています。

PAS Kiss mini un SPの場合、4歳未満(3歳まで)となっています。

そのため、4歳になったら後ろチャイルドシートに乗ってもらう必要があります。

後ろチャイルドシートの場合、現在の車種は小学校入学まで乗ることができます。

PAS Kiss mini un SPと違いを比較されやすいヤマハの電動自転車

ヤマハのPAS Kiss mini un SPの購入を検討する場合、他のヤマハの電動自転車との違いを知り、比較したいものです。

PAS Kiss mini un SPと比較されやすいのは以下電動自転車です。

PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルとPAS Kiss mini un SPの違いを比較

PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルはヤマハの子供乗せ電動自転車の中でも標準的な電動自転車です。

PAS Kiss mini un SPとの違いは、チャイルドシートが前についているか後ろについているかの違いです。

フレーム形状などベースになる部分や基本仕様は同じです。

同じ、PAS Kiss mini unシリーズのため、チャイルドシートの違いでどちらにするか選ぶとよいでしょう。

おすすめはお子さんが1人の予定であればPAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルで2人以上になる場合、PAS Kiss mini un SPがおすすめです。

PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルについては「ヤマハ PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルPAS Babby un SP(パス バビー アン SP)リヤチャイルドシート標準装備モデル 人気色やカスタム方法、他の電動自転車の違いや比較についてヤマハ PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデル」に詳しい解説をしています。

PAS Kiss mini un SPと違いを比較されやすいパナソニック、ブリヂストンの電動自転車

ヤマハのPAS Kiss mini un SPの比較さやれやすい電動自転車はパナソニックやブリヂストンにもあります。

違いを比較することでご家庭にあった電動自転車を選ぶことができると思います。

ギュットクルームDXとPAS Kiss mini un SPのの違いを比較

パナソニックのギュットクルームDXは、前チャイルドシートが設置されている電動自転車です。

ギュットクルームDX はパナソニックの子供乗せ電動自転車の中でも標準的なグレードで前チャイルドシートの車種では、上位グレードとしてギュットクルームEXがあります。

PAS Kiss mini un SPとギュットクルームDXの違いは、チャイルドシートの種類です。

ギュットクルームDXはベビー用品のコンビと共同開発したチャイルドシートを採用しています。

サンシェードがついているなどより暑さ対策をしているイメージです。

どちらもお子さん2人を含めた3人乗りはできます。

フレーム形状などや前提となるコンセプトは非常に似ているため、好きなメーカーやカラーから選ぶのでもよいかもしれません。

ビッケポーラーeとPAS Kiss mini un SPのの違いを比較

ブリヂストンのビッケポーラーeはブリヂストンの前チャイルドシートの電動自転車です。

ビッケポーラーeの特徴はブリヂストンの唯一の前チャイルドシート付き電動自転車です。

ビッケポーラーeとPAS Kiss mini un SPの違いは適正身長が異なるという点です。

ビッケポーラーeは低身長の138cm以上で乗れる仕様となっています。

PAS Kiss mini un SPは142cm以上です。

4cmの差ですが、この差は大きく、筋力が弱い女性などは小回りがきくビッケポーラーeがおすすめです。

ただし、ビッケポーラーeはブリヂストン独自の両輪駆動や走りながら自動充電、モーターブレーキ機能が搭載されていません。

そのため、ブリヂストン独自の機能の恩恵を受けたいという場合、ビッケシリーズが後ろチャイルドシートですが、おすすめです。

ヤマハPAS Kiss mini un SPの特徴 後付けリアチャイルドシート、カゴや他の電動自転車との違いなどのまとめ

子供乗せ電動自転車を購入する時に前チャイルドシートの車種が欲しい場合、PAS Kiss mini un SPが検討対象になると思います。

PAS Kiss mini un SPは「パス キッス ミニ アン スーパー」と読みます。

PAS Kiss mini un SPの特徴としては、繭型のコクーンルームプラスが特徴ですが、ほかにも大型バッテリーやアシスト機能レベルがヤマハ基準最大の6などの特徴です。

そのほか、豊富なカラーバリエーションやスマートクロックスイッチなどヤマハならではの機能も搭載されています。

PAS Kiss mini un SPの購入を検討する場合ヤマハの他の車種としては、PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルが比較対象となり、違いはチャイルドシートが前後どちらについているかという点になります。

ヤマハ以外の電動自転車の場合、ギュットクルームDXやビッケポーラーeが比較対象となります。

これらポイントに注意してヤマハのPAS Kiss mini un SPの購入を検討してみてくださいね。

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