通勤通学用電動自転車の選び方 ランキングや距離別おすすめ人気車種の紹介など

電車内

電動自転車で通勤通学を考えている方は車種が多くどの電動自転車にすればよいのか迷うと思います。

距離や男性女性、荷物の量などで最適な通勤通学用電動自転車は変わってくると思います。

今回は通勤通学用電動自転車について詳しい解説をしています。

なお、電動自転車全体については「安くておすすめの電動自転車やパナソニック、ヤマハ、ブリヂストンの特徴を紹介」に詳しい解説をしています。

目次

通勤通学用電動自転車の選び方

通勤通学に向いている電動自転車は乗る方の男性女性、年齢などの属性や通勤通学の距離により最適な車種は異なってきます。

電動自転車の選び方はさまざまな観点がありますが、以下特徴を参考に選ぶと失敗しないでしょう。

男性におすすめの通勤通学用電動自転車の選び方

男性におすすめの通勤通学用電動自転車の選び方は、機能性重視だと思います。

デザイン性もさまざまありますが、機能面を中心に男性向け通勤通学用電動自転車の選び方を解説します。

電動自転車のフレーム形状とハンドル

男性の通勤通学に最適な電動自転車はある程度、クロスバイクに近い電動自転車やシティサイクルタイプの電動自転車が向いています。

特徴としては、ハンドルがまっすぐなオールラウンダーハンドルを採用していることやフレームが低床フレームと呼ばれるまたぐ部分が地面に近いタイプのフレームではなく、直線的なフォルムのフレームがデザイン性はよいと思います。

オールラウンダーハンドルを利用するとやや前傾姿勢になり、ペダルにこぐ力が伝わりやすくスピードを出しやすくなります。

電動自転車のカゴにもこだわることでデザイン性アップ

荷物量に応じて電動自転車のカゴを変更するのもよいかもしれません。

薄いビジネスバックしか入れないという場合は横幅が薄いカゴに取り換えるとデザインがおしゃれにみえます。

また、リュックなどかごに荷物を入れる必要がない場合、前かごを取り外してしまうというのも方法です。

取り外し、前キャリアのみ残した状態だとデザインがよりスタイリッシュになります。

電動自転車の変速ギアについて

電動自転車は内装3段変速ギアを採用していることが多いですが、内装5段変速ギアの電動自転車などを選ぶと通勤通学がより快適になると思います。

また、格安電動自転車などで外装6段変速ギアもあります。

外装ギアのほうが変速時の遊び心もあり男性は運転を楽しめると思います。

女性におすすめの通勤通学用電動自転車の選び方

女性におすすめの通勤通学の電動自転車選び方としては、デザイン面と機能性の両方から考えます。

女子中学生、高校生などは前かごは藤風かごがかわいい

デザイン性だと、女子中学生、高校生などには、藤風かごという前かごの側面の一文が藤風になっているカゴがおすすめです。

また、グリップやサドルの色が統一されているとおしゃれにみえます。

なお、おしゃれな電動自転車については「おしゃれな電動自転車をランキング紹介 レトロ、女性向け、ミニベロ、通勤通学用など様々な用途から紹介」に詳しい解説をしています。

ドレスガードがあると電動自転車とスカートが汚れにくい

スカートで電動自転車にのる場合、ドレスガードというパーツを取り付けることで、スカートが後輪に触れることを防ぐことができ、汚れや巻き込みを防ぐことが可能です。

女性のハンドルはセミアップハンドルが安定しておりおすすめ

女性が電動自転車に乗るときに長距離でスピードを求めるということでなければ、ハンドルはセミアップハンドルがおすすめです。

セミアップハンドルとは、ハンドルが手前に曲がっており、ママチャリでよく見かけるハンドルです。

セミアップハンドルは背中が起き上がり、安定して自転車を運転することができます。

長距離の通勤通学で利用する電動自転車の選び方

通勤通学で電動自転車を選ぶ理由として比較的長距離を走らなければならないということも理由として考えられます。

長距離の通勤通学の場合、電動自転車の選び方も変わってくると思います。

最終的には乗る方の体力などによるところが大きいですが、以下を検討しみるとよいでしょう。

長距離の通勤通学はクロスバイク型電動自転車がおすすめです。

クロスバイク型電動自転車については「クロスバイク型電動自転車の選び方 おすすめの車種や安く購入する方法などを紹介」に詳しい解説をしています。

Eバイク

Eバイクとは、電動自転車のうちママチャリタイプではなく、クロスバイクやロードバイクなどスポーツ車の電動自転車を指します。

Eバイクは近年種類が増えてきており、長距離を通勤通学で走る方におすすめです。

通勤通学の長距離は何キロという基準はありませんが、5km以上であればEバイクの検討もよいかもしれません。

5km程度の通勤通学に向いている電動自転車

5km程度まであれば、Eバイクまで本格的な車種でなくてもママチャリタイプの電動自転車の中でもママチャリとクロスバイクの中間程度の電動自転車でも通勤通学できると思います。

具体的にはヤマハのPAS VIENTA5やティモDXなどが向いていると思います。

ヤマハのPAS VIENTA5

ヤマハのPAS VIENTA5はママチャリとクロスバイクの中間のような電動自転車で特徴としては、ブレーキはクロスバイクで利用されることが多いVブレーキを採用しており、内装5段変速ギアです。

また、フレーム形状のスポーティで前かごも標準ではついていません。

スタイリッシュなフォルムが魅力で機能性やデザイン性含めて5km程度の通勤通学に向いている電動自転車だと思います。

パナソニック ティモDX

パナソニックのティモDXは長距離走行を前提としたママチャリタイプの電動自転車です。

ペダル1回転で進む距離が長いのが特徴で、変速ギアはヤマハのPAS VIENTA5と同様に内装5段変速ギアです。

また、特徴としては、タイヤインチサイズが27インチです。

電動自転車で27インチの自転車は少なく、貴重な自転車です。

ティモDXのほうがよりママチャリタイプに近いデザインで前かごがついてます。

10km~15km程度の通勤通学に向いている電動自転車

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10km~15km程度の通勤通学になるとEバイクが必要になると思います。

Eバイクも各電動自転車メーカーグレードがさまざまあり、手に届きやすい価格帯のEバイクでもよいかもしれません。

具体的には、パナソニックのジェッターやブリヂストンのティービーワンeがおすすめです。

パナソニック ジェッター

パナソニックのジェッターはEバイクとして標準的な電動自転車です。

機能面としては、ペダルのこぐ回数がわかるケイデンス表示機能や走行距離などが液晶ディスプレイに搭載されているのがEバイクらしく特徴的です。

デザイン面もフレームのダウンチューブ箇所にバッテリーを設置できワイヤーをフレーム内に内蔵するなど見た目にもこだわっています。

また、通勤通学だけではなく、旅行先などのサイクリングにも利用がでるように前後クイックレリーズでタイヤの取り外しが簡単にできるようになっています。

パナソニックはジェッター以外にもハリヤやベロスターなどジェッタークラスの通勤通学に利用できるEバイクを多数発売しているため、10km~15kmはジェッターがおすすめですが、それ以外の距離にあわせてほかのパナソニックのEバイクを選ぶのもおもしろいでしょう。

ジェッターについては「パナソニック ジェッター eバイクとしの機能やカスタム性や評判、他の電動自転車との比較など紹介」に詳しい解説をしています。

ブリヂストン ティービーワンe

ブリヂストンのティービーワン eはブリヂストンのノウハウを詰め込んだeバイクです。

ティービーワンeは電動自転車ですが、電動アシスト機能がついていないティービーワンという車種もあり、ティービーワンの電動自転車版というイメージです。

機能面としては、両輪駆動、走りながら自動充電、モーターブレーキが搭載されており、一度の充電で走行できる走行距離がエコモードで200kmも走れるのが特徴です。

通勤通学用として標準では前かごはついていませんが、ティービーワンe専用のビジネスバッグを入れやすいスタイリッシュな前かごなども販売されています。

また、実用性では、eバイクとしては、珍しく泥除けがついており10km~15kmの長距離でも服を汚しにくいなどの特徴があります。

また、スタンドが両立スタンドではなく、1本足スタンドなのもeバイクならではです。

そのほかブリヂストンには、リアルストリームというよりスポーティさを求めたeバイクもあります。

ブリヂストンのTB1eについては「ブリヂストンのTB1e(ティービーワンe)の魅力や他の電動自転車との比較や違い リミッター解除情報やカスタム方法も」に詳しい解説をしています。

20km以上の通勤通学に向いている電動自転車

通勤通学を20km以上走行するのはかなり時間と体力を利用します。

eバイクであればだいぶアシストの恩恵を受けることができますが、可能であれば本格的なeバイクがおすすめです。

ヤマハ、パナソニックで本格的なeバイクブランドを発売しています。

ヤマハの20km以上の通勤通学におすすめなeバイク YPJシリーズ

ヤマハのeバイクブランドはYPJというブランドがあります。

マウンテンバイク、クロスバイク、ロードバイクなどさまざまなカテゴリの電動自転車を発売しており、用途に応じて選べます。

20km以上の通勤通学の場合、ロードバイク型の電動自転車YPJ-Rなどもあり快適に通勤通学ができると思います。

パナソニックの20km以上の通勤通学におすすめなeバイク XEALT

パナソニックのeバイクはXEALTというブランドがあります。

「XEALT」と書いて「ゼオルト」と読みます。

XEALTは比較的アウトドアに寄せていますが、坂道が多いなど条件が厳しい20km以上の通勤通学には利用できると思います。

オフロードにも対応しているため、休日のサイクリングにも向いていると思います。

中学生、高校生の通学で利用する電動自転車の選び方

中学生、高校生の通学で利用する電動自転車はある程度パターンがあります。

各メーカー男子生徒用、女子生徒用で1車種以上おすすめ車種を発売しています。

詳しくは下記の「女子中学生、高校生向けの通学用電動自転車ランキング」、「男子中学生、高校生向け通学向け電動自転車ランキング」を確認してください。

しかしながら、それ以外の車種を選びたいというかたも多いと思います。

その場合、以下点に注意したほうがよいでしょう。

学校の決まりでBAA付き電動自転車限定のことがある

通学用電動自転車を購入検討される場合、学校の決まりでBAAマーク付きまたはそれに準じた基準の電動自転車のみしか許可していないことがあります。

BAAマークとは安全基準を満たした自転車に付与されるマークです。

大手電動自転車メーカーのヤマハ、パナソニック、ブリヂストンはBAAマークがついていますが、格安電動自転車メーカーの電動自転車にはBAAマークがついていないことが多いので注意しましょう。

なお、BAAマークがついていないから必ずしも安全ではないということではく、耐久テストは相応されていることがほとんどです。

シニアの方の通勤用電動自転車

シニアの方の通勤用電動自転車の場合、以下点に注して選ぶことをおすすめします。

なお、より細かい点まで解説しているシニアの方の電動自転車の選び方は「シニア向け電動自転車の選び方 比較や人気のおすすめ軽くて転びにくい電動自転車など紹介」に記載があります。

低床フレームの電動自転車を選ぶ

最も大切な電動自転車の選び方としては、低床フレームの電動自転車を選ぶことです。

ママチャリタイプの電動自転車のうち、自転車にまたぐ部分が下に下がっている電動自転車はまたぎやすくシニアの方におすすめです。

ハンドルはセミアップハンドル

電動自転車のハンドルはセミアップハンドルがおすすめです。

セミアップハンドルはハンドルが手前に曲がっているハンドルです。

姿勢が起き上がった状態で安定して電動自転車を運転することができます。

タイヤインチサイズは小さいほうが扱いやすい

電動自転車のタイヤインチサイズは迷ったら小さ目のインチサイズを選ぶことをおすすめします。

筋肉量が落ちてきており、電動自転車は全体重量が重く、全長が長いです。

タイヤインチサイズを小さくすると軽くなり全長も短くなります。

そのため、乗りまわしが楽になり運転がしやすくなります。

通勤通学に電動自転車を利用するメリットは

電動自転車で通勤通学をすることとそれ以外の方法で通勤通学するのは何が違うのでしょうか。

電動自転車に乗ることでメリットはたくさんあるので確認してみてください。

満員電車を避けられる

電車で通勤通学をする場合、満員電車に巻き込まれることは多々あると思います。

電動自転車であれば、満員電車の心配もなく自分のペースで通勤通学ができるというメリットがあります。

費用が安い

車通勤などと比較した場合もメリットはあり、費用は抑えられます。

一般的な電動自転車であれば、10万円台で購入することができ、ガソリン代やその後の税金、維持費は充電の電気代程度です。

そのたため、通勤に電動自転車を利硫黄すると費用が非常に抑えられるというメリットがあります。

ダイエット目的

電動自転車はアシスト機能があり楽に自転車をこげますが、カロリー消費はできます。

そのため、ダイエットにも向いている乗り物だと思います。

メッツ値という指標から仮に時速8.9kmで60kgの人が20分間、普通の自転車に乗った場合、74キロカロリーのカロリー消費ができます。

この20分で74キロカロリーは電動アシスト機能がついていない場合ですが、電動アシスト機能だと時速10km以下の場合、人の力が1に対し、アシスト機能は最大2まででます。

そのため、74キロカロリーの三分の一の約24キロカロリー程度は通勤通学片道で消費できることになります。

通勤通学用電動自転車といっしょに購入したほうがよいもの

通勤通学用電動自転車を購入した場合、いっしょに購入を検討したほうがよい商品が多数あります。

以下商品は必要に応じていっしょに購入するようにしましょう。

カッパ

電動自転車で通勤通学を行うと突然雨に降られることがあると思います。

傘をさしての電動自転車の運転は危険なのでやめましょう。

カッパであれば突然の雨にも対応できるため、常備しておくことがおすすめです。

裾止めバンド

スーツや制服で通勤通学を行う場合、ズボンがチェーンに触れ、チェーンが汚れてしまうということがあります。

そのため、すそホルダーでズボンを守り、汚れないようにすることをおすすめします。

自転車保険

電動自転車の通勤通学に限らず、自転車に乗る場合、自転車保険に加入することをおすすめします。

現在ではインターネットで商品を購入するように簡単に自転車保険に加入することができます。

以下などでも購入できるので、検討してみてください。

おすすめの通勤通学用電動自転車ランキング

上記でも解説してきましたが、おすすめの電動自転車は乗る方が男性女性、年齢などによって異なります。

以下は乗る方別の電動自転車の人気ランキングを独自に集計した結果です。

女子中学生、高校生向けの通学用電動自転車ランキング

ヤマハ パスチア

ヤマハパスチアはヤマハの電動自転車のなかでは価格が安く、購入しやすい車種です。

無難なデザインのため、女性中学生、高校生でも乗っていて違和感はないと思います。

一度の充電で走行できる走行距離が最大57kmのため、こまめな充電は必要になります。

また、24インチと26インチがありますが、24インチでも適正身長が141cm以上とやや高めの作りで筋肉量が少ない女子中学生などは乗りまわしに苦労する可能性はあります。

ヤマハパスチアについては「ヤマハパスチアのメリットデメリット イオン限定の評判、ビビSX、アシスタU STDとの比較」に詳しい解説をしています。

パスリン

ヤマハ PAS RINにより詳しい解説をしています。

パスウィズデラックス

ヤマハ PAS With DXでより詳しい解説をしています。

男子中学生、高校生向け通学向け電動自転車ランキング

1位 ブリヂストン ステップクルーズe

2位 パナソニック ティモS

ティモSについては「パナソニック ティモSの特徴 男性向け通学用電動自転車の代表格 他車種との違いや比較」により詳しい解説をしています。

3位 ブリヂストン ティービーワンe

都心の通勤に向いている電動自転車

1位 21テクノロジー

2位 パナソニック ベロスター

3位 サイクルベースあさひ オフィスプレスe

近所にパートに向いている通勤向け電動自転車

1位 ヤマハ パスシティC

ヤマハ PAS CITY-Cにより詳しい解説をしています。

2位 SUISUI

3位 ヤマハ パスSIONU

通勤通学用電動自転車の選び方 ランキングや距離別おすすめ人気車種の紹介などのまとめ

電動自転車で通勤通学を考えている場合、性別や年齢により必要な車種が異なってきます。

男性の場合、オールラウンダーハンドルやフレーム形状が直線的な電動自転車がおすすめです。

女性の場合、セミアップハンドルや藤風かごなどのデザイン性の電動自転車がおすすめです。

5km以上の長距離を通勤通学の電動自転車で走る場合、eバイクも購入の検討にあげることをおすすめします。

また、中学生、高校生の通学用電動自転車の選び方としては、BAAマークが必須という場合もあるため、注意しましょう。

シニアの方の通勤用電動自転車としては、低床フレーム、セミアップハンドル、タイヤインチサイズは迷ったら小さ目を選ぶのがポイントです。

通勤通学で電動自転車を選ぶメリットとしては、満員電車を避けられ、費用も安くすみます。

また、20分乗ると24キロカロリー程度カロリー消費ができるダイエットメリットもあります。

電動自転車を購入するタイミングで、必要に応じてカッパやすそホルダーを購入するだけではなく、自転車保険に加入するようにしましょう。

これら点に注して、通勤通学用電動自転車を探してみてくださいね。

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