「PASシリーズのチャイルドシート付き電動自転車が欲しいけどチャイルドシート自体は違うものがいい」という方や「自転車のチャイルドシートは持っているけど20インチのチャイルドシートなしの電動自転車が欲しい」という方に向いている電動自転車がヤマハのPAS Babby unです。
今回はPAS Babby unの魅力や機能性などについて詳しく解説します。
ヤマハの電動自転車については「ヤマハの電動自転車を詳しく解説 車種の違いやパナソニック、ブリヂストンとの比較も」に詳しい解説をしています。
PAS Babby unの基本仕様
メーカー | 車種名 | タイヤインチ | 重量 | 最大距離目安 | バッテリー | 適正身長 |
ヤマハ | PAS Babby un | 20インチ | 27.4kg | 60km | 15.4Ah | 142cm以上 |
PAS Babby unはヤマハのチャイルドシートなしの20インチのママチャリ型電動自転車です。
20インチの電動自転車でチャイルドシートを搭載できる車種はヤマハだけではなく、パナソニック、ブリヂストンにもほかにはなく唯一無二の車種だといえます。
PAS Babby unは同車種のチャイルドシートを搭載したPAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルというモデルがあり、そのチャイルドシートがない版です。
いくつかの点では異なりますが、PAS Babby unにチャイルドシートを搭載したモデルです。
PAS Babby unの基本仕様としては、20インチ、12.3Ah、一度の充電で走行できる距離は60kmです。
適正身長はお子さん1人を乗せた場合、142cmで、お子さん2人乗せ3人乗りする場合は146cm以上となっています。
総重量は27.4kgと軽めに設計されています。
お子さんを2人まで乗せることができる電動自転車のため、自分好みのチャイルドシートをカスタムしてのせるのが楽しい電動自転車だといえます。
PAS Babby unの特徴
PAS Babby unはPAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルのチャイルドシートがない版のため、基本はPAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルと特徴は同じです。
チャイルドシートが後付けできる唯一の20インチ電動自転車
PAS Babby un の最大の特徴は20インチで唯一チャイルドシートを乗せられるにも関わらずチャイルドシートがついていない電動自転車という点です。
他の人から譲ってもらったチャイルドシートや他で購入したチャイルドシートだけすでに保有している場合で20インチの電動自転車がよい場合、他に選択肢はなくPAS Babby unになります。
20インチの電動自転車は重心が低く、安定して運転できるだけではなく、チャイルドシートを付けた場合、お子さんの乗り降りが26インチなどタイヤが大きいサイズと比較すると乗り降りが簡単にできるのが特徴です。
3人乗りできる電動自転車
PAS Babby unはお子さん2人を乗せて3人で乗ることでできる電動自転車です。
後ろのリヤチャイルドシートだけではなく、運転席とハンドルの間にフロントチャイルドシートを設置することで3人乗りが可能です。
標準で前にチャイルドシートがついているタイプと比べると前のチャイルドシートは簡易的なものになってしまいますが、3人乗りができるというのは大きなメリットです。
チャイルドシートを設置しなくても20インチの電動自転車として乗れる
PAS Babby unは標準ではチャイルドシートが設置されていないため、通常のママチャリとしても利用できます。
ママチャリとして利用するメリットとしては、重心が26インチなどの電動自転車と比較すると低いため、安定して運転することができます。
また、もともとお子さんを乗せる設計で作られているため、重い荷物を載せても問題ありません。
後ろの荷台はキャリアクラス27kgという最大積載重量が27kgまで問題ない荷台が設置されています。
26インチなどタイヤが大きい電動自転車の場合、重い荷物を載せると安定性に欠ける場合があるため、荷物を運ぶ電動自転車としてもPAS Babby unはおすすめです。
PAS Babby unと比較されやすいヤマハの電動自転車
PAS Babby unはコンセプトとしては、20インチでチャイルドシートが搭載されていないが後付けできる電動自転車として唯一無二の車種です。
しかしながら購入検討時にヤマハの電動自転車では以下車種などが比較対象となっています。
ヤマハPAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルとPAS Babby unの違いを比較
PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルとPAS Babby unの違いと主に3つです。
1つ目はチャイルドシートが搭載されているか否かです。
この点は最も分かりやすい点ですが、PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルにはハグシートと呼ばれるチャイルドシートが標準搭載されています。
2つ目はバッテリー容量です。
PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルのバッテリー容量は15.4Ahに対し、PAS Babby unは12.3Ahです。
バッテリー容量が異なるため、PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルは一度の充電で走行できる距離は75kmに対しPAS Babby unは60kmとなっています。
3つ目はカラーバリエーションです。
PAS Babby unはグレイッシュベージュとマットブラック2の2色展開です。
一方、PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルは他にもディープレイクグリーン、パウダーブルー2、ピュアパールホワイトの3色が追加され合計5色展開です。
カラーバリエーションはPAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルのほうが多く選べる楽しさがあります。
ヤマハPAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルについては「ヤマハ PAS Babby unの特徴を解説 唯一無二の20インチで後付けチャイルドシート可能な電動自転車」に詳しい解説をしています。
ヤマハ PAS SION-UとPAS Babby unの違いを比較
ヤマハPAS SION-Uは20インチのママチャリ型電動自転車です。
PAS Babby unとの最も大きな違いとしてはPAS SION-Uはチャイルドシートの設置が不可という点です。
PAS SION-Uはシニア向けに開発された電動自転車で、適正身長が20インチは133cm以上と非常に低く設計されており、背の低い女性や筋肉量が落ちたシニアの方でも簡単に運転できるように設計されています。
そのため、チャイルドシートの設置が必要であればPAS Babby unを選ぶようにしましょう。
ヤマハ PAS SION-Uにより詳しい解説をしています。
ヤマハ PAS With DXとPAS Babby unの違いを比較
ヤマハのPAS With DXはヤマハを代表するママチャリ型電動自転車です。
タイヤインチサイズは24インチと26インチがあります。
見た目も性能も大きくことなりますが、チャイルドシートがついておらず後からチャイルドシート設置できるタイヤが小さいサイズとなるとPAS Withの24インチになります。
24インチの場合、適正身長は141cm以上と比較的乗りやすいです。
しかしながら、チャイルドシートにお子さんを乗せて運転するのであれば安定性はPAS Babby unのほうが高いです。
PAS With DXにチャイルドシートを設置して乗せるメリットとしては、お子さんがチャイルドシートを卒業した後に改めてママチャリ型電動自転車として乗りやすいという点だと思います。
ヤマハ PAS With DXでより詳しい解説をしています。
PAS Babby unと比較されやすいパナソニック、ブリヂストンの電動自転車
PAS Babby unはチャイルドシートが設置されていなく後付けできる唯一無二の20インチの電動自転車です。
そのため、ブリヂストンやパナソニックにもチャイルドシートが後付けできる20インチの電動自転車はありません。
あえて似ている車種を上げる場合以下になりますが、コンセプトが異なるため、PAS Babby unの比較対象にはなりにくいかもしれません。
ブリヂストン アシスタU STDとPAS Babby unの違いを比較
ブリヂストンのアシスタUSTDはママチャリ型の電動自転車です。
ブリヂストンには20インチのチャイルドシートが搭載されておらず後付けができる電動自転車はなく、しいていうとこのアシスタU STDの24インチが近いかもしれません。
ブリヂストンのアシスタUSTDについては「ブリヂストン アシスタU STD スタンダード 機他の電動自転車との価格や機能の比較」により詳しい解説をしています。
パナソニック ビビDXとPAS Babby unの違いを比較
パナソニックのビビDXです。
同じく24インチのママチャリ型電動自転車で後付けでチャイルドシートの設置は可能です。
パナソニックにも20インチで後付けでチャイルドシートの設置可能な電動自転車は他にありません。
パナソニック ビビDXについては「パナソニック ビビDX 人気色の紹介や他のビビシリーズや他メーカー電動自転車の違いなど」により詳しい解説をしています。
ヤマハ PAS Babby unの特徴を解説 唯一無二の20インチで後付けチャイルドシート可能な電動自転車のまとめ
20インチの電動自転車で後付けでチャイルドシートの設置ができる唯一無二の車種はPAS Babby unです。
PAS Babby unは20インチで標準ではチャイルドシートが設置されていませんが、後から前後にチャイルドシートを設置で3人で乗ることができます。
PAS Babby un SPリヤチャイルドシート標準装備モデルとの違いとしては、チャイルドシートの有無の他、バッテリー容量、カラーバリエーションなどが異なります。
他にはあまり似ている車種がないため、条件があった場合、PAS Babby unの一択になると思います。
パナソニックやブリヂストンにも同条件の20インチで標準ではチャイルドシートが設置されていないが後付けできる電動自転車はありません。
これらポイントをおさえてPAS Babby un の購入検討をしてくださいね。