シティサイクルを買うときにはできる限り安いシティサイクルを購入したいものです。
今回は自転車の中でも比較的安いシティサイクルについて詳しく解説します。
安いシティサイクルの特徴は
安いシティサイクルを購入する場合、なるべくコストパフォーマンスが高いシティサイクルを購入したいものです。
安くても品質が悪ければ元も子もなく、安いシティサイクルを購入するのであればできる限り仕様がよい自転車を選びたいものです。
変速ギアはないほうが安い

安いシティサイクルの特徴としては、変速ギア付きよりも変速ギアなしのほうが安いです。
変速ギアがあればスピードを出したいと時には重いギア、坂道などでは軽いギアにすることでスムーズに運転ができるようになります。
しかしながら、変速ギアがないことでメリットもあります。
シティサイクルのメンテナンス作業が減る
変速ギアがなくなることで変速ギアに掛かるメンテナスが必要なくなります。
シティサイクルは多くが外装6段変速ギアです。
外装ギアは名前の通り変速ギアが外側についており、メンテナンスが必要になります。
メンテナンスを怠るとサビや調整ずれが発生し、スムーズに変速が切り替わらないなどの現象が発生します。
変速ギアはシティサイクルの中でもメンテナンスが必要な部分のため、この部分がなくなることで楽になるといえます。
シティサイクルが若干軽くなる
外装変速ギアがない分シティサイクル自体が若干かるくなります。
変速ギアの有無で全体重量は数百グラムですが、軽くなります。
若干ですが、軽いほうがシティサイクルは進みやすいですし、こぎやすくなります。
安いシティサイクルでも変速ギアがないことのメリットととらえることができます。
軽量化されたシティサイクルについては「軽量なママチャリ 軽量なママチャリの選び方とママチャリを改造して軽量化する方法」にも詳しい解説をしています。
ライトはオートライトよりもブロックダイナモライトが安い

安いシティサイクルはライトがハブダイナモ形式のオートライトではなく、ブロックダイナモライトを利用していることが多いです。
ブロックダイナモライトはタイヤとライトの発電部分がこすれてあかりがつくライトです。
ハブダイナモタイプのオートライトは暗くなると自動で点灯する機能がほとんどのライトでついていますが、ブロックダイナモライトは自分自身でライトのオンオフをコントロールする必要があります。
また、最大のデメリットはブロックダイナモライトはあかりを付けるとペダルが重くなりこぐのに力が必要になります。
安いシティサイクルが必要で夜間走行が多い方はブロックダイナモライトを購入し電池式のライトに切り替えるなど工夫することでより便利に運転することができます。
安いシティサイクルのデメリット
安いシティサイクルの場合、どうしてもデメリットがあります。
上記で記載したようなライトや変速ギアの有無の他にも以下のようなデメリットがあります。
安いシティサイクルはそのほかのスペックが低いことがある
シティサイクルをはじめとする自転車は多くのパーツの組み合わせでできあがっています。
代表的なのは上記で解説した変速ギアやライトですが、そのほかペダルやサドルハンドルなど多くのパーツにはグレードがあります。
安いシティサイクルにはこれら一つ一つのグレードが安いものが利用されていることが多く、差があります。
この差は剛性や軽さなどさまざまな差となってあらわれます。
決して安いシティサイクルだからすぐ壊れるというわけではありませんが、これか細かいパーツに差があることは理解しておきましょう。
補償期間や内容が厳しい
安いシティサイクルと価格は高くても大手メーカーのシティサイクルではメーカー補償に差があります。
例えば、ブリヂストンのシティサイクルの場合、盗難補償や傷害保険などなど各種補償制度があります。
また、修理補償も多くが2年ついています。
一方、安いシティサイクルの場合、多くの補償は1年間です。
この差が価格の差となっていると考えられます。
しかしながら、近年では販売店で独自の補償制度を設けており、例えば、サイクルベースあさひではサイクルメイト、イオンバイクではあんしんパックなどがあります。
また、インターネット通販でも独自の補償制度を打ち出しており、ゴーゴーサイクリングでは、故障時などの保証期間を有料で伸ばす機能などもあります。
安くシティサイクルを購入する方法
シティサイクルを安く購入したい場合、安売りを行っている店舗で探すのが基本だと思います。
近年シティサイクルの価格は上昇傾向になり、思ったより高かったという方も多いかもしれませんが、今でも安く購入できる店舗を紹介します。
ドン・キホーテなどの激安店舗でシティサイクルを購入する
ドン・キホーテなど激安を売りにしている店舗ではシティサイクルを安く購入することができます。
特にドン・キホーテではプライベートブランドのシティサイクルだけではなく、電動自転車がかなり安い価格で販売されています。
最近のドン・キホーテは自社のプライベートブランドの割合が増えてきており、シティサイクルに関しても同様の傾向にあります。 そのため、安いシティサイクルをドン・キホーテで探す場合、プライベートブランドのシティサイクルを探すとよいでしょう。
また、ドン・キホーテの場合定期的にチラシ広告を発行しています。
チラシはWeb上でも確認できるため、チラシに表記されている安いシティサイクルを探すのも方法です。
また、ドン・キホーテのオリジナル電動自転車エヴァプラス2については「ドン・キホーテのエヴァプラス2の機能や評判 基本スペックからドンキならではのサービスまで」に詳しい解説をしています。
ホームセンターなどでシティサイクルを購入する
ホームセンターで安いシティサイクルを探すのも有効です。
ホームセンターの場合もチラシをうっていますが、地域によって取り扱っているシティサイクルの種類は異なることが多いです。
これは、自転車全体の物流の関係上、全国に卸ができる自転車メーカーもありますが、多くがエリア特化しているため、関東なら関東のみ、関西なら関西のみという業者が多いためです。
そのため、そのエリアごとで最安値のシティサイクルメーカーを探し出し、ホームセンターで購入するもの安くシティサイクルを購入できる方法だと思います。
中古でシティサイクルを購入する
中古でシティサイクルを購入するのも安くシティサイクルを購入できる方法です。
最近では街の自転車店やセカンドストリートなどリサイクルショップでも多くの中古のシティサイクルが販売されています。
また、メルカリなどのフリマアプリなどでも安いシティサイクルが出品されているので、急ぎで安いシティサイクルが必要でない方は、一期一会の縁を大切にして中古で購入検討してみるのもおもしろいと思います。
通販でシティサイクルを購入する
インターネット通販でも安くシティサイクルを購入することができます。
最近ではインターネット通販が最安値ということもあるため、店舗で購入する場合も比較することをおすすめします。
しかし、インターネット通販で安いシティサイクルを購入する場合、注意したほうが良い点が数点あります。
完全組み立ての安いシティサイクルを選ぶ
シティサイクルを購入する場合、まずは完全組み立て、100%組み立てと表記されている店舗から購入することをおすすめします。
最近のインターネット通販では、送料を抑えるため、折りたたみ式のシティサイクルも発売されており、さまざまな車種から選ぶことができます。
しかしながら、一部の折りたたみシティサイクルなどは工場から届いた時点のまま点検組み立てなどを行わず発送を行っており、最終的な組み立てや点検を購入者が行わなければならないという状態です。
点検や組み立て作業がなく、仮組の状態で発送することで安く抑えられるかもしれませんが、最終的に最寄りの自転車店で組み立て点検作業を行ってもらった場合、結果として高くなる可能性があるため避けたほうが無難です。
送料も考えて安いシティサイクルを選ぶ
安いシティサイクルをインターネット通販で探す場合、送料も加味して購入することをおすすめします。
特に送料はサイトによってはカート決済画面で初めてしっかりと表記される場合もあります。
それまでは自転車本体価格のみを強く打ち出しており、送料がかかるにも関わらず勘違いして結果として送料がかかり、高くなってしまったという可能性もあります。
安いシティサイクル購入時には送料がかからないか事前チェックを行いましょう。
通販でも購入できる安いシティサイクル
インターネット通販で安いシティサイクルを探す場合、以下などが現在販売されているシティサイクルの中でも安いシティサイクルです。
クリームシティ サイクルベースあさひ

日本で最も大きい自転車店であるサイクルベースあさひのクリームシティです。
あさひの店舗受取限定ながら通販で安定的に購入できるシティサイクルでは最安稲です。
大手のあさひのオリジナル自転車のため、安心感もあります。
デメリットとしては、サイクルベースあさひの店舗受取限定のため、地域にサイクルベースあさひがないと購入しても受け取ることができないという点です。
機能としては、26インチ変速ギアがありとなしの2種類が販売されています。
SUNTRUST ゴーゴーサイクリング

ゴーゴーサイクリングもインターネット通販の自転車としては非常に安い部類の自転車店です。
特に運営会社の社名にもなっているオリジナルブランドのSUNTRSUTは安く、自宅まで配送してくるシティサイクルの中では最も安いです。
また、完全組み立てで配送してくれるだけではなく、別途有料で梱包の持ち帰りサービスや後ろかご設置サービスなどオプションも豊富です。
デメリットとしては、送料無料地域が東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に限られているため、遠方地域は別途送料が発生してしまう点です。
機能としては、26インチ、変速ギアなしです。
安いシティサイクルについてのまとめ
シティサイクルを安く購入するためにはいくつかのポイントがあります。
変速ギアはなし、ライトはブロックダイナモライトが安い傾向にあります。
安いシティサイクルのデメリットとしては、上記のようなスペックが高くない点や補償期間が短い点などがあげられます。
また、安くシティサイクルを購入する場合、ドン・キホーテやホームセンター、中古で安いシティサイクルを狙うのも方法です。
インターネット通販で安いシティサイクルを探す場合、完全組み立てで自宅まで無料で配送してれるような店舗からシティサイクルを探しましょう。
これら点に注意して安いシティサイクルを探してみてくださいね。
