パナソニック オフタイム 折りたたみ自転車としての魅力や輪行方法や各種カスタム、改造など

パナソニックのオフタイムは大手電動自転車メーカーでは唯一の折りたたみ電動自転車です。

折りたたみ機能がついていることで輪行ができることやコンパクトで保管しやすいなどありますが、メリットデメリットなどもあります。

今回はパナソニックのオフタイムについて詳しく解説します。

パナソニックの電動自転車については「パナソニックの電動自転車の魅力 バッテリーの診断方法やおすすめの車種なども紹介」に詳しい解説をしています。

目次

オフタイムの基本仕様

メーカー車種名タイヤインチ重量最大距離目安バッテリー適正身長
パナソニックオフタイム前18インチ/後20インチ20.6kg50km8.0Ah149~185cm

パナソニックのオフタイムの基本仕様としては、前輪が18インチ、後輪が20インチ、重量が20.6kg、適応身長目安が149~185cmの電動自転車です。

機能面では外装7段変速ギア付きなど走りにもこだわった電動自転車です。

また、折りたたんだ状態だと高さ67cm、長さ88cm、幅49cmとコンパクトに折りたたみできます。

オフタイムの特徴

オフタイムの特徴は様々ありますが、折りたたみ機能が最も特徴的な点です。

以下オフタイムの機能での特徴的な点です。

折りたたみ機能が大手電動自転車メーカーでは唯一無二の機能

大手電動自転車メーカーである、ヤマハ、パナソニック、ブリヂストンの中で唯一の折りたたみ電動自転車がパナソニックのオフタイムです。

他のメーカーでは折りたたみ電動自転車の製造販売しているメーカーもありますが、大手ではパナソニックのみです。

大手の安心感が欲しいという方にオフタイムはおすすめだといえます。

外装7段変速ギアで走りごたえあり

オフタイムは走りにもこだわった設計になっています。

その代表的な特徴は、オフタイムは外装7段変速ギアを採用している点です。

パナソニックの電動自転車では内装3段変速ギアを利用することが多いのですが、外装ギアでかつ7段変速ギアという走りにこだわりたい方が選ぶ変速ギアを採用しています。

Eバイクとしての特性があり、輪行先でスポーティに乗りたいというニーズにこたえているのだと思います。

また、適正身長が185cmまで乗れるため、サドル高をある程度自由に調整できる点、スポーツサドルを採用している点もスポーティに走るための特徴です。

オプションで輪行バックなども販売している

オフタイムの魅力は折りたたみ機能ですが、持ち運びする場合、輪行バッグは必須です。

オフタイムでは、オフタイム用の輪行バッグがパナソニックから発売されています。

底板がついている輪行バックで安定してオフタイムを運ぶことができます。

オフタイムを購入する時に注意すること

オフタイムの購入を検討している場合、事前に把握をしておいた点も多数あります。

以下点はオフタイムを購入する時の注意点や事前に把握しておいた方がよい点です。

一度の充電で走行できる距離が50kmと短い

オフタイムは一度の充電で走行できる距離が50kmと短いです。

これはバッテリー容量が8.0Ahと小さいためです。

パナソニックの電動自転車で大きなバッテリーの場合16.0Ahまで販売されているため、半分程度の大きさになります。

折りたたんでの持ち運びなどを考えるとバッテリーの小ささは否めませんが、旅行先などのツーリングで利用したい場合、片道25kmという点はおさえておいたほうがよい点だと思います。

重量は20.6kgと電動アシスト付きのため重い

オフタイムの重量は20.6kgです。

電動自転車のため否めないのですが、輪行を行うような自転車と比較すると重量が重いです。

ロードバイクや電動アシスト機能が搭載されていない折りたたみ自転車の場合、10kg前後のことがおおいため、約2倍程度の重さです。

そのため、電動アシストの恩恵は受けられますが輪行などの持ち運びはやや大変だという認識が必要になります。

街乗りなら泥除けやサークル錠のオプションがおすすめ

普段の街乗りでオフタイムを利用したいということも多いと思います。

その場合、泥除けやサークル錠をオフタイムにつけることをおすすめします。

泥除けはカスタムしないと水たまりなどでなくても道路を走っていると泥はねをしてしまい洋服などをよごす可能性があります。

また、標準では鍵はついていますが、自転車に固定されているサークル錠ではなく、ワイヤー錠がついています。

ワイヤー錠は持ち運びの必要があり荷物になります。

そのため、おすすめはワイヤー錠ではなく、サークル錠を別途取り付けることをおすすめします。

また、ワイヤー錠はそのままではとりつけられないことがあるため、ねじを長いものに交換するなど改造、カスタムが必要な場合もあります。

前かごを搭載すると折りたたみができない

オフタイムは標準ではカゴがついていませんが、街乗りや買い物で利用する場合、別途前かごのとりつけが可能です。

前かごの取り付けができることはメリットではあるのですが、カゴを取り付けることで折りたたみができなくなってしまいます。

せっかくの折りたたみ機能が利用できないとオフタイムの魅力が半減してしまいます。

そのため、前かごを付けるか否かは慎重に考えて設置しましょう。

許容積載質量(乗員+荷物)が68.0kg

オフタイムの許容積載重量は68kgまでとなっています。

荷物がなければ乗れる体重は68kgまでとなっています。

それ以上の体重の方でも乗ることはできますが、パナソニックとしては、以下見解をだしています。

この車種は、乗員体重を65kgで基本設計しています。 従って、著しくオーバーした体重の方が常用された場合は、各部の消耗度合、劣化度合が大きくなります。走行距離も、『標準パターン』に対して短くなります。

そのため、タイヤなど消耗部品の劣化がはやまるため、体重が68kg以上の方は消耗品の劣化が早まる点を認識して乗るようにしましょう。

オフタイムと比較されやすいパナソニックの電動自転車

オフタイムは折りたたみ自転車のため、パナソニックのほかで比較対象となる電動自転車はほとんどありません。

折りたたみ電動自転車ではないですが、比較的機能性などが近い電動自転車は以下などです。

グリッター

メーカー車種名タイヤインチ重量一度の充電で走行できる最大距離目安バッテリー適正身長
パナソニックグリッター12.0Ah25.8kg75km12.0Ah139cm以上

Jコンセプト

メーカー車種名タイヤインチ重量一度の充電で走行できる最大距離目安バッテリー適正身長
パナソニックJコンセプト(内装3段変速ギア)12.0Ah18.8kg88km12.0Ah142~173cm
パナソニックJコンセプト(変速なし)12.0Ah18.2kg91km12.0Ah142~173cm

パナソニックのオフタイムと比較されやすいほかのメーカーの電動自転車

パナソニックのオフタイムと比較されやすい電動自転車はヤマハやブリヂストンにはほとんどありません。

折りたたみ電動自転車をヤマハやブリヂストンは販売していないためです。

そのため、そのほかメーカーでオフタイムと比較されやすい電動自転車をあげています。

トランスモバイリー

デイトナ


パナソニック オフタイム 折りたたみ自転車としての魅力や輪行方法や各種カスタム、改造などのまとめ

パナソニックのオフタイムは折りたたみ機能が搭載されている電動自転車です。

特徴としては、折りたたみ機能が大手電動自転車メーカー内では唯一無二の機能で貴重な電動自転車です

また、走りにもこだわりをもって設計されており、外装7段変速ギアやスポーティなサドルなども特徴です。

折りたたみ自転車は持ち運びができるのも魅力ですが、パナソニックでは公式に輪行バッグの販売も行っています。

オフタイムを購入時に気を付ける点としては、一度の充電で走行できる距離が50kmと次回点や重量が20.6kgと折りたたみ自転車としては重たい点です。

そのため、輪行にはやや重く不便です。

また、街乗りの場合、泥除けやサークル錠があったほうが便利で前かごを設置する場合、折りたたみができなくなるので注意が必要です。

これら点を確認したうえでパナソニックの折りたたみ自転車であるオフタイムの購入を検討してみてくださいね。

Dr.バイシクルは自転車を通販で買う人の意思決定に役立つサイトです!
目次
閉じる