ヤマハ PAS With(パス ウィズ) DXやSPの比較や違い 人気カラーの紹介など

ヤマハの電動自転車で最もメジャーでオーソドックスな車種といえばPAS With(パス ウィズ)です。

PAS With(パス ウィズ)はPAS Withリシーズでも買い物用自転車として販売されています。

今回は、PAS With(パス ウィズ)について詳しく解説したいと思います。

なお、ヤマハの電動自転車については「ヤマハの電動自転車を詳しく解説 車種の違いやパナソニック、ブリヂストンとの比較も」に詳しい解説をしています。

目次

PAS With(パス ウィズ)の機能について

ヤマハのPAS With(パス ウィズ)は毎日の買い物に利用できるベーシックな電動自転車だといえます。

特にヤマハはベーシックさにはたけているイメージがあるため、全電動自転車の中の最もベーシックな車種といもいえるかもしれません。

基本的な電動自転車なだけに、ママチャリ型電動自転車を購入検討する場合、まずPAS With(パス ウィズ)を確認したうえで、自分自身に必要なスペックを調整し、必要に応じて別の車種を選ぶなど検討してもよいかと思います。

PAS With(パス ウィズ)の機能として優れている点としては、以下の通りです。

スマートパワーアシストでアシスト力が強い

スマートパワーアシストやヤマハの電動自転車の独自のアシスト制御機能です。

上り坂や平坦な道など状況に応じて自動でアシスト機能を調整してくれる機能です。

PAS With(パス ウィズ)はアシストモードが「オートエコモードプラス」「スマートパワーモード」「強モード」とありますが、それぞれのアシスト機能の中で状況に応じて無駄がないようにアシストを円滑に切り替えがされます。

これは、ペダルを踏みこむ力や速さ、走行スピードを総合的に判断し、法律の範囲内で最大限アシスト機能を活かせるように自動で調整してくれる機能です。

カラーバリエーションが豊富でフレームにワイヤーが内蔵されてすっきりな見た目

PAS With(パス ウィズ)はデザイン性も高い電動自転車です。

2023年段階では、PAS With(パス ウィズ)のカラーバリエーションが6色展開されており、選ぶ幅が非常に広いです。

また、デザイン性だと各種ワイヤーがフレームの中に組み込まれています。

通常の自転車だとブレーキや変速ギアのワイヤーが表面にでており、ごちゃごちゃしていますが、PAS With(パス ウィズ)はワイヤーをフレームの中にしまうことですっきりとした見た目になっています。

消費カロリーなども確認できる液晶ディスプレイ(スマートクロックスイッチ)

ヤマハのPAS With(パス ウィズ)ではスマートクロックスイッチという液晶ディスプレイを採用しています。

走行モードの切り替えが簡単な他、バッテリー残量が減るとお知らせランプらブザーで告知してくれるなどのうれしい機能が搭載されています。

また、時計表示や消費カロリーなどの機能も搭載されている非常に優れた液晶ディスプレイです。

ベーシックなバッテリー容量などの各スペック

PAS With(パス ウィズ)はママチャリ型電動自転車としては、非常にベーシックで基本的なモデルだといえます。

機能面では、タイヤインチサイズは24インチと26インチの2種類販売されています。

バッテリー容量は12.3Ahと多くの電動自転車の中間程度のバッテリー容量で一度の充電で走行できる走行距離がオートエコモードプラスで78km走ることができます。

重量は24インチで26.0kg、26インチで26.7kgとやや重い部類ですが標準の範囲だと思います。

この基本スペックを判断したうえでスペックの上下や機能の追加などをしていくとよいでしょう。

PAS With(パス ウィズ)の他にもPAS With DX、PAS With SPがある

ヤマハのPAS With(パス ウィズ)は電動自転車の名前でもありますが、「PAS With(パス ウィズ)シリーズ」というシリーズ名もあります。

現在、PAS With(パス ウィズ)シリーズは3車種販売されており、「PAS With(パス ウィズ)」のほかに「PAS With(パス ウィズ)DX」、「PAS With(パス ウィズ)SP」がほかにあります。

グレード順に、PAS With(パス ウィズ)、PAS With(パス ウィズ)DX、PAS With(パス ウィズ)SPの順にグレードが高くなります。

具体的な機能としては以下になります。

PAS With(パス ウィズ)DXとPAS With(パス ウィズ)の違い

PAS With(パス ウィズ)DXとPAS With(パス ウィズ)は非常に似ていますが、デザイン性を中心にPAS With(パス ウィズ)DXのほうがグレードが高いと思ってください。

具体的には、PAS With(パス ウィズ)DXは前かごが藤風かご、グリップがレザーテイスト、サドルがテリーサドル、タイヤは側面が色が異なるアメクロタイヤと女性が好みそうなおしゃれなデザインです。

PAS With(パス ウィズ)DXはカラーバリエーションがシックな色合いを中心に5色展開されています。

それ以外の基本的なバッテリー容量やタイヤインチサイズ、重量などは同じです。

機能性は同じでデザインが異なるという実質PAS With(パス ウィズ)とPAS With(パス ウィズ)DXはほぼ同じ車種だと考えてもらい問題ないと思います。

価格は若干PAS With(パス ウィズ)DXのほうが高いため、価格とお好みのデザインと比較して検討いただくのがよいかと思います。

ヤマハ PAS With DXでより詳しい解説をしています。

PAS With(パス ウィズ)SPとPAS With(パス ウィズ)の違い

PAS With(パス ウィズ)SPとPAS With(パス ウィズ)は機能性がPAS With(パス ウィズ)SPのほうが高いです。

主な機能性の違いとしては、バッテリー容量がPAS With(パス ウィズ)SPは15.4Ahと大きく一度の充電で走行できる走行距離がオートエコモードプラスで100kmも走ることができます。

これは、PAS With(パス ウィズ)の78kmも大きく伸びており、バッテリー容量の大型化による恩恵です。

また、アシストレベルもPAS With(パス ウィズ)SPのほうが高いです。

それ以外の主なスペックはほぼ同じで、24インチ、26インチが発売されており、適応身長目安も同じです。

重量はバッテリー分ややPAS With(パス ウィズ)SPのほうが重いですが、気にする程度ではありません。

細かいデザインやカゴの形状などもやや異なりますが、大差はなく、基本的には、PAS With(パス ウィズ)とPAS With(パス ウィズ)SPはバッテリー容量が異なるという認識で問題ないと思います。

PAS With(パス ウィズ)SPについては「ヤマハ PAS With SPについて マチャリ型電動自転車中でもグレード高さや他の車種との違いや比較」に詳しい解説をしています。

ヤマハのPAS With(パス ウィズ)と比較される電動自転車

ヤマハの電動自転車はPAS With(パス ウィズ)シリーズだけではなく、ヤマハの他の電動自転車とも比較検討されることが多いと思います。

PAS With(パス ウィズ)と比較されやすい電動自転車としては以下などがあります。

PAS mina(パスミナ)とPAS With(パス ウィズ)の違いを比較

ヤマハPASmina(パスミナ)はおしゃれでカスタマイズがきくママチャリ型電動自転車です。

タイヤインチサイズは26インチのみですが、バッテリー容量はPAS With(パス ウィズ)と同じ12.3Ahです。

PASmina(パスミナ)のポイントとしては、カスタマイズができる点で、標準では前かごがついていません。

必要に応じて前かごの取り付けができます。

デザイン性もおしゃれでグリップとサドルの色の統一や側面がブラウンのアメクロタイヤなど見た目にもこだわっています。

デメリットとしては、カゴが後付けのことや後ろ荷台がないため、子供乗せが設置できないことがあります。

また、価格も2万円前後PASmina(パスミナ)のほうが高いため、価格とデザインを比較して検討するとよいと思います。

ヤマハ PAS minäにより詳しい解説をしています。

PAS Cheer(パスチア)とPAS With(パス ウィズ)の違いを比較

ヤマハパスチアはヤマハの電動自転車の中で安い価格帯の電動自転車です。

機能としては、PAS With(パス ウィズ)のバッテリー容量は12.3Ahですが、パスチアは8.9Ahと小さく一度の充電で走行できる走行距離がオートエコモードプラスで57kmとやや短いです。

また、子供乗せの設置ができないなどデメリットはあります。

価格の安さで選ぶのであればパスチアはPAS With(パス ウィズ)よりも優れていると思いますが、バッテリー容量とライフプランで子供乗せを利用するかを考え選択するのがよいかと思います。

ヤマハパスチアについては「ヤマハ パスチア メリットデメリットやイオン限定の評判、ビビSX、アシスタU STDとの比較」に詳しい解説をしています。

ヤマハ以外のPAS With(パス ウィズ)と比較される電動自転車

PAS With(パス ウィズ)を購入検討する時にヤハマ以外の電動自転車と比較することもあると思います。

ヤマハ以外の電動自転車で比較対象になりやすい車種は以下などがあります。

パナソニック ビビ DXとPAS With(パス ウィズ)の違いを比較

ヤマハPAS With(パス ウィズ)と比較されることが多い電動自転車として、パナソニックのビビDXがあります。

ビビDXはパナソニックのママチャリ型電動自転車の中で基本的なモデルになります。

24インチ、26インチがある点は共通ですが、違いとしては、バッテリー容量がビビDXは16.0ahとPAS With(パス ウィズ)の12.3Ahよりも大きく一度の充電で走行できる走行距離がロングモードで107kmと長いです。

ビビDXはPAS With(パス ウィズ)と同じようにカラーバリエーションも豊富で6色展開です。

ヤマハはドライブユニットに定評がありますが、PAS With(パス ウィズ)とビビDXを比較した場合、実売価格が同じであればバッテリー容量が大きいビビDXのほうがバッテリー分は優れているかもしれません。

ビビDXについては「パナソニック ビビDX 人気色の紹介や他のビビシリーズや他メーカー電動自転車の違いなど」に詳しい解説をしています。

ブリヂストン アシスタU LT(ライト)とPAS With(パス ウィズ)の違いを比較

ブリヂストンのアシスタU LTもPAS With(パス ウィズ)と比較されやすい電動自転車です。

アシスタU LTはママチャリ型電動自転車としては軽いのがメリットで、24インチで22.4kg、26インチで22.9kgです。

一方、もPAS With(パス ウィズ)は24インチで26.0kg、26インチで26.7kgです。

バッテリー容量や一度の充電で走行できる走行距離はほぼ同じため、軽さで選ぶ場合はアシスタU LTがおすすめです。

但し、実売価格はややPAS With(パス ウィズ)のほうが安い傾向にあります。

アシスタUTLについては「ブリヂストン アシスタU LT(ライト)について 軽さや比較されやすい電動自転車との違いを解説」に詳しい解説をしています。

ヤマハ PAS With(パス ウィズ) DXやSPの比較や違い 人気カラーの紹介などのまとめ

ヤマハPAS With(パス ウィズ)はヤマハのママチャリ型電動自転車の中でベーシックなモデルになります。

PAS With(パス ウィズ)のメリットは、PASシリーズに利用されているスマートパワーアシストでスムーズな電動アシスト機能の恩恵を受けることができます。

また、デザイン性も高くフレームカラーは6色展開です。

そのほか、消費カロリーが表示されるスマートロックスイッチやバッテリー容量12.3Ahと業界平均程度のバッテリー容量を搭載しています。

PAS With(パス ウィズ)をはシリーズで、PAS With(パス ウィズ)以外にも上位グレードになるとPAS With(パス ウィズ)DXやPAS With(パス ウィズ)SPがあります。

また、PAS With(パス ウィズ)と比較されることが多いヤマハの電動自転車としては、ヤマハPAS minaやPAS cheerがあります。

ヤマハ以外の電動自転車の場合、パナソニックのビビDXやブリヂストンのアシスタU LTなども比較対象となることが多いです。

これらポイントをおさえてPAS With(パス ウィズ)の購入を検討してみてください。

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