パナソニックSW カスタムパーツのチャイルドシートやリアカゴ鍵などの紹介や他の電動自転車との違いを比較

パナソニックのSWはライフステージにあわせて仕様を変更できる電動自転車です。

他の電動自転車とはことなる点も多数あり、購入の検討にあがることも多い車種です。

今回はパナソニックのSWについて詳しく解説したいと思います。

パナソニックの電動自転車については「パナソニックの電動自転車の魅力 バッテリーの診断方法やおすすめの車種なども紹介」に詳しい解説をしています。

目次

パナソニックSWの基本仕様

メーカー車種名タイヤインチ重量最大距離目安バッテリー適正身長
パナソニックSW20インチ20.9kg36km8.0Ah147cm以上

パナソニックのSWは20インチの電動自転車です。

ミニベロとママチャリの中間程度の電動自転車で、20インチ、変速ギアなし、適正身長147cm以上、重量20.9kmの電動自転車です。

また、バッテリー容量は8.0Ah、一度の充電で走行できる距離は36kmと電動自転車としては短めです。

パナソニックSWの特徴

パナソニックのSWは他の電動自転車とは類を見ない特殊な電動自転車です。

コンセプトが明確なため、機能性が独特です。

コンセプトは「ライフステージに合わせてスタイルを切り替える」電動自転車

パナソニックのSWの特徴としては、ライフステージにあわせてオプションパーツを切り替えることができる電動自転車です。

ベースはシンプルなつくりのため、オプションパーツを用途に応じて設置することで長くさまざまな方に利用してもらえる電動自転車になっています。

例えば、20代のころにはミニベロとして、おしゃれなデザインを楽しみ、30代では子育てでチャイルドシートを設置し子乗せ付き電動自転車として活躍させ、40代ではカゴを設置することで毎日の買い物用電動自転車として利用し、50代ではシンプルな設計とまたぎやすく低床フレーム、軽量さで乗りやすい電動自転車として利用するなどです。

長い間乗ることができることで多くの人に利用してもらえるのがパナソニックのSWです。

後付けでさまざまなオプションの設置が可能でカスタマイズができる

パナソニックSWの特徴としては、さまざまなオプションパーツの設置ができますが、主なオプションパーツとしては以下の通りです。

カゴのカスタマイズ

SWのカゴは前後で設置可能です。

カゴの設置には取り付けるためのキャリアが必要ですが、前キャリアは標準でついているため、簡単に取り付けができます。

後ろカゴを設置したい場合、キャリアがないため、別途後ろキャリアを設置してから後ろカゴの設置になりますが、設置は可能です。

カゴも純正の商品が複数種類販売されているほか、一般的な自転車のカゴであれば設置可能です。

チャイルドシートのカスタマイズ

パナソニックのSWは後ろチャイルドシートが設置可能な電動自転車です。

20インチで全体が小さい車種ですが、チャイルドシートが設置可能なのは大きな特徴でありメリットです。

チャイルドシートを設置する場合は事前に後ろキャリアとスタンドを両立スタンドへの変更が必要になります。 チャイルドシートはパナソニック純正のチャイルドシートだけではなく、OGK製など他メーカーのチャイルドシートも一般的なものであれば設置可能です

シンプルスイッチは他の電動自転車にはない特徴

パナソニックの他にはない特徴としては、バッテリーのオンオフ切り替えスイッチがバッテリー部分に設置されています。

一般的な電動自転車の場合、ハンドル部分に液晶スイッチがついておりそこでオンオフの切り替えを行いますが、SWの場合、バッテリー箇所にスイッチがついておりハンドル部分の液晶スイッチはありません。

メリットとしては、ハンドル部分がすっきりしており運転がしやすいというのがメリットです。

デメリットとしては、バッテリー容量などをハンドルを握ったまま確認ができないというデメリットはありますが、シンプルなため、シニアの方でも操作しやすいといえます。

パナソニックSWは価格の安さも魅力

パナソニックSWの魅力として価格の安さも魅力です。

価格を安く抑えられている理由としては、以下2点です。

バッテリー容量を小さく抑えることで価格を抑えている

SWのバッテリーは8.0Ahと小さく設計されています。

パナソニックの電動自転車では最も大きいバッテリーが16.0Ahのため、半分の大きさです。

バッテリーはリチウムイオンバッテリーを利用しており、電動自転車の価格の大きな部分を占めています。

そのため、バッテリー容量が小さいと価格を抑えることができます。

各パーツをオプション化することで価格を抑えている

SWの魅力の一つは、乗る人に合わせたカスタマイズができる点です。

そのため、購入段階では各種パーツがついておらず、そのため、価格をおさえることができています。

例えば前かごや後ろキャリア、サークル鍵などは標準ではついていません。

そのため、乗る方にあわせて必要なパーツを追加購入し、自分だけのSWをつくりあげることができます。

家族みんなで乗ることもできる

SWの魅力としては、20インチと小さく、湾曲している低床フレームが特徴です。

そのため、おしゃれさにこだわる方やシニアの方、男女ともに幅広い方が乗ることができる電動自転車だと思います。

ママチャリタイプの電動自転車だとデザイン性や重量の問題で乗りこなせない方もいるかもしれませんが、電動自転車の中ではSWはどなたでも乗れる電動自転車だと思います。

パナソニックSWを購入する時に気を付けること

パナソニックのSWを購入する時にはメリットも大きいですが、注意したいデメリットもいくつかあります。

理解をすることで問題ないと思いますが、購入時には注意しましょう。

SWは購入時はサークル錠は別売りでカスタムがおすすめ

SWは標準ではサークル錠が搭載されていません。

鍵がワイヤー錠という車体とは一体になっていない鍵のみが購入時ついてきます。

ワイヤー錠だと利用に不便な点があり、おすすめは別途サークル錠を設置したほうが良いです。

オプションで「錠前」という名前でサークル錠が販売されているため、SW購入時にいっしょに購入し設置することで利便性はあがると思います。

一度の充電で走行できる距離が36kmと短い

SWはバッテリー容量が小さく8.0Ahしかありません。

そのため、一度の充電で走行できる距離が36kmしかありません。

この距離は電動自転車の中では非常に短いです。

この36kmという距離は、ヤマハ、パナソニック、ブリヂストンの電動自転車の中では最も走行距離が短い電動自転車です。

格安電動自転車程度にバッテリー容量は小さく走行距離が短いのでこまめな充電が必要になります。

SWと比較されるパナソニックの電動自転車

SWはパナソニックの中でもほかに類をみないコンセプトの電動自転車です。

さまざまな用途で利用できるため、比較されやすい電動自転車も利用目的に応じて変わってきます。

グリッター

メーカー車種名タイヤインチ重量一度の充電で走行できる最大距離目安バッテリー適正身長
パナソニックSW20インチ20.9kg36km8.0Ah147cm以上

ビビSL20

メーカー車種名タイヤインチ重量一度の充電で走行できる最大距離目安バッテリー適正身長
パナソニックビビSL2020インチ19.6kg50km8.0Ah136cm以上

パナソニックSWと比較されるヤハマ、ブリヂストンの電動自転車

パナソニックSWを購入する時にパナソニック以外にも比較される電動自転車はあります。

以下はヤマハ、ブリヂストンの電動自転車で比較されやすい車種です。

ヤマハ PAS CITY-C

メーカー車種名タイヤインチ重量一度の充電で走行できる最大距離目安バッテリー適正身長
ヤマハPAS CITY-C20インチ20.8kg83km12.3Ah140cm以上

ヤマハ PAS CITY-Cにより詳しい解説をしています。

ヤマハ PAS CITY-X

メーカー車種名タイヤインチ重量一度の充電で走行できる最大距離目安バッテリー適正身長
ヤマハPAS CITY-X20インチ21.1kg90km12.3Ah153cm以上

ヤマハCITY-Xについては「ヤマハ PAS CITY-Xの魅力 20インチの汎用性高い電動自転車 カゴなどのカスタム性や比較される電動自転車の違いなどを解説」に詳しい解説をしています。

ブリヂストン ラクット20

メーカー車種名タイヤインチ重量一度の充電で走行できる最大距離目安バッテリー適正身長
ブリヂストンラクット (20インチ)20インチ25.2kg110km14.3Ah 相当128cm以上

ブリヂストン アシスタユニプレミア

メーカー車種名タイヤインチ重量一度の充電で走行できる最大距離目安バッテリー適正身長
ブリヂストンアシスタユニプレミア20インチ22.4kg72km12.3Ah128cm以上

アシスタユニプレミアについては「ブリヂストン アシスタユニプレミア 機能や他の電動自転車の比較や違い」に詳しい解説をしています。

パナソニックSW カスタムパーツのチャイルドシートやリアカゴ鍵などの紹介や他の電動自転車との違いを比較のまとめ

パナソニックのSWは20インチの電動自転車です。
コンセプトは「ライフステージに合わせてスタイルを切り替える」電動自転車でさまざまな用途で利用できます。
特徴としては、後付けでカゴやサークル錠、チャイルドシートオプションパーツを取り付けることができます。
また、ハンドル部分に液晶スイッチがついていないことも特徴であり、バッテリー部分に電源スイッチがついています。
バッテリー容量が小さいことや、オプションパーツがついていない分価格が安くなっており購入しやすい 金額です。
注意点は一度の充電で走行できる距離が36kmと非常に短く、目的に応じた電動自転車に仕上げるためにはオプションパーツなどを購入しカスタマイズする必要があります。
これら点を加味してパナソニックSWの購入を検討してみてくださいね。

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